chkimg
chkimgの実装はUWSCとは全く違うものになっています。
chkimg定義
[ [X座標, Y座標, スコア], ] = chkimg(
画像ファイルパス,
スコア = 95,
最大検索数 = 5,
left = EMPTY,
top = EMPTY,
right = EMPTY,
bottom = EMPTY
)
第一引数で探したい画像のパスを渡すところはUWSCと同じです。UWSCとは異なりjpgやpngファイルも指定できるようになりました。
第二引数のスコア
は指定画像に対する一致率の下限で、一致率が指定値を上回る部分の座標のみを結果として返します。
第三引数の最大検索数
が指定されている場合、見つかった数が指定値に達した時点で検索を打ち切ります。
残りは検索範囲の指定で省略(EMPTY)時はそれぞれ画面全体の左上X座標、左上Y座標、右下X座標、右下Y座標となります。
戻り値は座標情報の配列です。座標情報もまた配列で、[X座標, Y座標, スコア]
が格納されています。一致した画像範囲の左上部分のX座標およびY座標、そしてスコアはその一致率を示します。
for found in chkimg("hoge.png")
print "x : " + found[0]
print "y : " + found[1]
print "score: " + found[2]
next
saveimg
chkimgがjpgやpngに対応したように、saveimgで保存できるファイルフォーマットもbmp, jpgに加えてpngに対応しています。フォーマットは指定したファイルの拡張子に応じて変更されます。また第八引数でjpg画質やpng圧縮率を指定できるようになりました。この引数の初期値および有効数値はフォーマットにより異なります。
// bmpで保存
// 第八引数は無視される
saveimg("hoge.bmp", id)
// jpgで保存
// 第八引数で画質を1-100の範囲で指定、高いほど高画質 (初期値: 95)
saveimg("hoge.jpg", id,,,,,, 100)
// pngで保存
// 第八引数で圧縮度合いを0-9で指定、高いほど圧縮されるが時間もかかる (初期値: 1)
saveimg("hoge.png", id,,,,,, 3)