はじめに
小型の Wi-Fi ルーター探しているときに見つけたGL-MT300N-V2 を2019年6月に購入して使っています。Wi-Fi ルーターになるだけではなく、OpenVPN のクライアントにもなったり、とかいろいろな機能があるみたいです。
2019年8月に最新 Firmware 3.025 にしてから更新がしばらくないので、 GL.iNet Docs の Firmware Releases のページを見ると、Pre-release 版の 3.102がありました。
どこが変わっているんだろう、ということで試してみました1。
画面の変更箇所
さっそく設定画面を見ていくと、無線の設定画面で3カ所の変更がありました。
- Wi-Fi Mode は、11MHz, 54MHz, 300MHz などの周波数が選択肢だったのですが、802.11b などの規格名に変更されています。Pre Release 版の ReleaseNote.txt に記載された Fixed の 2番目、「Modify the wireless speed setting method, change to mode and bandwidth.」のことでしょうね。
- 送信出力は 1 から 20 までのスライド式だったのですが、Max、高、高2、低3の4種類の選択肢に変更されています。同じく、Fixed の 1番目の「Changed tx power to showed by levels.」に該当すると思われます。
- チャンネル最適化ボタンが増えました。試してみると、しばらくしてからチャンネルの番号が自動選択されます。ReleaseNote.txt に記載された New Features の1番目の「Added Channel Optimization」に該当すると思われます。
ほかに目につくところでは、VPN 設定に internet kill switch が増えたり、他の設定>カスタムDNSサーバーの設定に Dnscrypt-Proxy Settings が増えているようです。