0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

NetBoxを使ってみよう 4回: 仮想マシンの登録

Last updated at Posted at 2024-09-24

概要

NetBoxを使ってみようの第4回で、今回は仮想マシンの登録を行っていきます。
NetBoxではクラスタを作成して、その中に仮想マシンを紐づけることができ、仮想環境の構成も再現できます。

全記事

データの種類について

仮想マシン関連で登録するデータは以下となります。
基本的には仮想環境と同様な構成を作ることをイメージすれば良いので、そこまで難しくない形と思います。

データ名 概要
Cluster Type Clusterの種別を分けることができるパラメータ
Cluster 仮想マシンを動かすホストマシンのクラスタ
Virtual Machine 仮想マシン
Interface 仮想マシンが所有しているInterface

仮想マシンデータ

登録するデータについて

今回はサンプルとしてvSphere環境の1クラスタに3台の仮想マシンを登録するような形にします。
イメージ図としては以下のような形で、”Virtual Machine”のvyosは、”Cluster”の”Management”に所属し、そのClusterは”Cluster Type”の”vSphere”を持つ形になります。
また、ClusterはDeviceと関連付けることができ、基本はClusterのホストマシンを関連付ける形になります。
Interfaceは前記事のDeviceの時と同じような役割です。

image.png

データの登録

初めにCluster Typeの登録を行います。
今回はvSphereという名前で登録します。

image.png

続いてClusterの登録を行います。
Cluster Typeを指定して、Managementという名前で登録します。

image.png

登録したClusterの画面から、”Assign Device”を選択し、ホストマシンの選択画面に遷移します。
image.png

Deviceを指定して、完了します。
image.png

続いて、”Add Virtual Machine”を選択し、仮想マシンの登録画面に遷移します。
image.png

NameやSite,Tenant等の情報を入力して完了します。
image.png

今回予定していた3台とも仮想マシンを追加しておきます。
image.png

最後に仮想マシンにInterfaceの登録を行います。
仮想マシンの画面から、”Add Components”の”Interface”を選択して、登録画面に遷移します。
image.png

Nameを入力して完了します。
なお、IPアドレスは次回記事のIPAMで登録するので、今回はスキップします。
また、CPUやメモリなどのリソースも設定できますが、こちらもスキップします。
image.png

全部登録したら仮想マシンの登録は完了となります。
image.png

まとめ

今回は仮想マシンの登録を行っていきました。
一応CPUリソースなど細かいパラメータも設定できる形でしたが、そこに関してはvSphere側の管理画面で良いかなという印象でした。
(余裕があればやってもよさそうだが、まだまだ仮想マシンあるので少し大変。。)
次回はようやく本目的のIPAMになります。

次の記事はこちら

おまけ

今回は全て手動で登録しましたが、APIを使ったりプラグインを用いることで簡単に仮想環境の状態を持ってくることもできるようです。
例えば、以下はProxmoxと連携するためのプラグインで、クラスタ名やノード、仮想マシンの情報とかを取得できるみたいです。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?