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CircleCIでSeleniumを実行する方法[Python編]

Last updated at Posted at 2016-03-11

環境

以下サービスのアカウント作成は済んでいるものとします。

  • GitHub
  • CircleCI

テスト対象のリポジトリを作成

Github上でソースコードを管理するリポジトリを作成します。
今回は全て無料で実施するため、公開状態のリポジトリを作成します。
非公開リポジトリの作成にはお金がかかります。また、非公開リポジトリに対するCircleCIの実行にもお金がかかります。

今回はPythonのSeleniumテスト用にhttps://github.com/sssinsi/selenium-ci-python を作りました。

リポジトリをローカルにクローン

以下のコマンドを実行します。

git clone git@github.com:sssinsi/selenium-ci-python.git

CircleCIの設定

CircleCIにログイン後、ダッシュボードからプロジェクト追加に移動して、テストしたいアカウントをクリックして、対象のリポジトリの[Build project]をクリックします。
※まだリポジトリにcircle.ymlファイルが存在しないのでエラーになるはず

CircleCIの設定ファイルを作成

リポジトリをクローンしてきたら、プロジェクトトップ(今回はselenium-ci-pythonディレクトリ直下)にcircle.ymlというCircleCI専用の設定ファイルを作成します。
今回はSeleniumを実行するためにpipでインストールを実施し、テストでは作成したテストファイルを実行しています。

circle.yml
machine:
  timezone: Asia/Tokyo

dependencies:
  pre:
    - sudo pip install --upgrade pip
    - sudo pip install selenium

test:
  pre:
    - echo "-----start test-----"
  override:
    - python scripts/webdriver_sample.py
  post:
    - echo "-----end test-----"

Seleniumのテストファイルを作成

今回はGoogleの検索ページを表示して、フォームとタイトルを検証するテストを作成しました。
サンプル

CircleCIでテストを実行

適当なブランチでgit pushした後、CircleCIが自動的に実行されます。
テストの実行状況はCircleCI以外にも、GitHub上のPull Requestの下方でも確認できます。

CircleCIのバッジを表示する

CircleCIのテスト結果をGitHubのリポジトリを表示することで、コードが正常に動作するかが素早く確認できます。
基本的にはReadme.mdファイルへ、テスト結果のステータスバッジを記述することでこれは可能になります。

  • ステータスバッジの設定方法 CircleCI

CircleCIのテスト対象リポジトリから、[Project Settings]-[API Premissions]と移動してstatus用のtokenを新規作成してください。

作成したtokenを使って、以下のようなイメージ表示をReadme.mdへ追記してください。

![](https://circleci.com/gh/sssinsi/selenium-ci-python.svg?style=shield&circle-token=ここにトークンを設定)

こんな風に表示されるはずです。

参考

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