要約
前回で起動に失敗する問題を解決したと書いたWindowsタブレットだが、実は起動失敗の確率が下がっただけで、完全には解決していなかった。
あれこれ試して、最終的にはGPUのドライバを無効にしたら起動失敗の確率が無視できる程度まで下がった。
環境
前回と同じ。
現象
バッテリーレスで起動可能という情報を入手したタブレットについてあれこれ試したが、起動失敗の確率が下がったもののゼロにはならなかった。
体感的には3回に1回くらいは起動に失敗しているような印象だった。
試して失敗したこと
バックライトの調整
前回、電力消費のピークを抑えて改善できたことから、バックライトの消費電力を削れば改善するかもしれないと考え、brightnessctlをインストールしてコントロールを試みたが、改善しなかった。
brightnessctlでディスプレイの輝度が調整できるのは、Xが起動してからのようで、Xが起動する前にハングアップする現象には効果がなさそうだった。
起動オプションの変更
いろいろ試したので、整理中。
試して成功したこと
GPUドライバの調整
内蔵GPUのドライバが新しいものと相性が悪いのではという指摘に応じて、/etc/X11/xorg.conf.d/20-intel.confを下記のように作成した。
Section "Device"
Identifier "Intel Graphics"
Driver "intel"
Option "NoAccel" "True"
Option "DRI" "False"
EndSection
これで起動失敗の確率が1%以下になった。その1%も電源コードの触ってコネクタが揺らいだことが原因の可能性もあるので、実質的には解決したと言っていいのではと思う。
考察
電源は関係ないのか
上記のGPUドライバ変更後に、前回のCPU個数制限を解除しても起動失敗は再現しなかった。
おそらく電源により起動が失敗することと、GPUの問題と両方あったのだろうと思う。
AIについての感想
Googleで検索するとGeminiとの対話モードに自然と入ってしまうので、そのままGeminiのお世話になったが、2025年までの手法で検索しながらやってもこういった高度にハードウェア側に寄った解決策は思い浮かばなかったと思う。
こちらであれこれ原因について予想するよりも、単純に現象を詳細に記述していく方が、思いつかないような解決策を提示してもらえることが多かった。
ただ、ここまであれこれ試さなければだめだったというのは、ハードウェア問題の根深さ・解決困難さをあらわしていると思う。
更新履歴
日付降順。表現の修正などは除く。
- 2026/10/31: 訂正記事も兼ねてとりあえず投稿