要約
モニターに水平方向にずれた残像のようなものが映り込む時、長いアナログRGBケーブルが原因のことがある。
現象
プロジェクターやスクリーンが造り付けになっている部屋に5mくらいのアナログRGBで接続したところ、スクリーンにゴースト(下記のように水平方向に、ずれた残像のようなものが映り込む現象)が発生した。
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注) ダークモードでは見えません。
対応
備え付けのケーブルの不良を疑い、同種の予備のケーブルに交換したが治らず、持ち込んだ自前のケーブル(1.5mくらい)に交換したら直った。
備え付けのケーブルと手持ちのケーブルの違いから、長いケーブルを使用したことによる障害と判明した。
記事化した理由
単にPCモニターにゴーストが出るという現象だけで検索すると、ケーブルやリフレッシュレートが原因とかが原因として挙がってくる。確かに今回のケースでもケーブルが原因であることには違いないが、検索結果だと、ケーブルが原因となる場合の詳細な理由についてはケーブル自体の断線など物理的故障の問題として書かれていることが多い。
今回、「正常なケーブル」でも問題が生じるということがわからず、短いケーブルを試す前にケーブル以外の可能性を試して解決が遅れたのでこの記事を書いた。
原因への考察
一方で、長いアナログRGBケーブルの問題という原因を絞り込んだ検索をすると、ゴーストが問題として挙がってくる。
インピーダンスの不整合(信号の反射)が原因の場合、ケーブルが長ければ長いほど、また途中に中継コネクタ(延長アダプタ)を挟むほど発生しやすいとのこと。
今回のケースでは、プロジェクターが造り付けだったため、壁の端子(延長アダプタ)からプロジェクターまでさらに長いケーブルがあったことと、壁からPCまでの長いケーブルの相乗効果でゴーストが発生したと考えられ、ケーブル単体には不備はなかった。
環境への考察
2026年現在、モニター接続もデジタル接続であるHDMIが標準的になり、D-Sub 15ピン端子がないモニターやPCも多くなってきている。そもそも2011年にテレビのアナログ放送が廃止されたので、ゴーストという用語自体が死語になのかもしれない。
しかし、部屋にプロジェクターがビルトインされているような環境ではまだまだD-Sub 15ピンのコネクタも残っていて、端子やプロジェクターの交換には多大なコストがかかることを考えると、この問題が根絶されるのはまだしばらく先のことに思える。
更新履歴
日付降順。表現の修正などは除く。
- 2026/8/24: 公開