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Webサイトの流入経路を知ることは、ユーザーのモチベーションを知ること

Last updated at Posted at 2018-12-12

はじめに

Adventカレンダー「エンジニアのためのWebマーケティング」の12日目です。
サクッと読める記事を目標に。異論・ツッコミ大歓迎。
できるだけ専門用語を使わないように気をつけます。

「サクッと」と言っている割に、結構ダラダラ長いので短くまとめるのをもっと意識して・・・

それでは参りましょう

Webサイトの流入経路

自分がWebサイトを運営している時に、「どこからユーザーが来訪してくるか」を把握することはとても大事になってきます。

何故なら、流入経路を把握することは来訪者のモチベーションがどこにあるかを把握することにつながるからです。

デフォルトチャネル

無料の分析ツールであるGoogle Analyticsでは、定義している標準の流入経路(=デフォルトチャネル)があります。

以下の10種類がそれに該当します。

  • ノーリファラー
    • お気に入りやURL直打ちで来訪
  • オーガニック検索
    • GoogleやYahooの検索結果からの来訪でリスティング広告来訪を除いたもの
  • ソーシャル
    • Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSから来訪
  • メール
    • メールマガジンなどの媒体から来訪
  • アフィリエイト
    • アフィリエイト広告から来訪
  • 参照元サイト
    • ブログやはてブなどの第3者のWebサイトの投稿から来訪
    • ちなみに、Qiitaから来たらこれになります
  • 有料検索
    • GoogleやYahooの検索結果から、リスティング広告をクリックして来訪
  • ディスプレイ
    • ディスプレイ広告から来訪
  • 他の広告
    • 上記以外の広告から来訪
  • その他
    • どのチャネルの定義にも一致しない来訪

これは、Webサイトでマーケティング施策をするにあたり、どの経路から来たかを見分けることが大事であることから、このように定義されています。

言い換えれば、この10種類のチャンネルはすべて来訪のモチベーションが違うことを表しています。

例えば・・・

SNSからくるユーザーが多いときは、流行りに乗っかろうとしている「一過性はあるが、非常に興味を示しているユーザー」かもしれませんし、

お気に入りからくるユーザーは、自身のサイトを巡回している「ファン属性の高いユーザー」かもしれません。

逆に、広告を出しているときは「本当にその広告を経由して来てくれているのか」の判断にも繋がります。

昨日の投稿記事のように、広告が「直接的な効果を出している」のか「関節的な効果を出しているのか」の違いの把握にも繋がります。

来訪者を正しく把握しよう

例えば、

  • emailから飛ぶWebサイトのアドレスには、それがわかるようにパラメータを設定しておく
  • 「Facebookで共有する」のボタンはそれ専用のURLにしておく
  • それらの設定がめんどくさいなら、効果計測ツールを使ってそれを把握する

などなど。

自分のWebサイトが、どういうモチベーションで人が来ているか。
それが分かれば、アプローチの仕方も見えてくるのではないでしょうか。

どうでもいい話

「チャンネル」と「チャネル」って呼び方が2つありますが、語源は両方とも同じ「channel」です。
チャンネルが物理とか電気とかのイメージが有り、チャネルが概念とかシステムの話とかで使われている感じがします。

おわりに

明日は、「カスタマージャーニー」についてです

参考

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