ジャンル
チャットサービス
プラットホーム
- ウエブ版
- デスクトップ版
- Windows 32-bit, 64-bit
- Mac Intel, M1
- Linux
- モバイル版
- Android
- iOS
料金
- フリー (無料)
- 直近の90日分のメッセージ履歴にアクセスする
- Googleドライブ、Office 365やその他アプリなど10このインテグレーション
- 画面共有を利利用できる音声とビデオによる会話(1対1)
- プロ (925円/月)
- メッセージの全履歴が閲覧可能
- 無期限のインテグレーションでタイムリーな情報とアクションを一元化
- 画面共有を利用できる音声とビデオによる会話(50人まで)
- 外部組織やゲストとSlack内でセキュアにコラボレーション
- ビジネスプラス (1,600円/月)
- SAMLベースのSSOによる高度なID管理とOneLogin、Okta、Ping IdentityとのリアルタイムActive Directory同期
- 全メッセージがエクスポートできコンプライアンス要件に対応
- 99.99%のアップタイムと4時間のレスポンスタイムを誇る年中無休・24時間体制のサポート
- Enterprise Grid
- HIPPAサポートやEnterprise Key Managementアドオンといった、エンタープライズ級のセキュリティとコンプライアンス
- 最大50万人のユーザーに対応し、大規模なコラボレーションやアライメントを実現
- 一元管理とカスタマイズ可能なポリシーで管理を合理化
- 専任のアカウント・カスタマーサクセスチームによる細やかなサポート
-
教育支援プログラム
- プロプランまたはビジネスプランを85%割引で提供
-
NPO支援プログラム
- プロプランまたはビジネスプランを85%割引で提供
趣味的なワークスペースに参加するだけなら無料プランで不自由しないのですが、実務的なコミュニケーションを行うには90日制限はきついので、有料プランで使いましょう。
概要
Slackは、カナダ出身の実業家、ダニエル・スチュワート・バターフィールド(Daniel Stewart Butterfield) が開発しました。もともとは、オンラインゲームの開発で使用された社内ツールをでした。2013年に市場に導入され、2021年7月21日にSalesforce.comがSlack Technologiesを277億ドルで買収しています。
利用者数は、全世界で1,000万人を超えています。(※Slack News)
Slackの名前は、"Searchable Log of All Conversation and knowledge" (すべての会話と知識の検索可能なログ) からきています。公開当初は、IRCの機能を多く備えプロトコルの互換性があったためか、若干インターフェースが古臭く感じるかもしれません。しかし、それが全体的に軽量な動きができる理由かもしれません。現在はIRCとのゲートウエイは閉鎖されています。
また、APIが公開されており、各種Webサービスとの連携や、自作アプリとの連携が可能で、拡張性が高いことがユーザーが拡大してきた理由の1つです。
2015年にfreeCodeCampが8,000人を超えるユーザーのコミュニティをSlackに切り替えようとしたとき、多くの技術的問題が発生しました。一時、チャンネルを1,000人以下に制限しましたが、2017年1月には制限がなくりました。
基本
Slackは、左端のツールバーからワークスペースの作成または参加して使います。ワークスペースの中に話題ごとに複数のチャンネルを設定することができます。会話は、スレッド形式になっており、1つの発言に返信を付け加えていくことができます。スレッドの中身は右側に表示されます。
ワークスペースに招待・参加する
ワークスペース名をクリックし、メンバーの招待を行います。
以下の送信先にメールアドレスを書いて送信すると、招待メールが送られます。また、「招待リンクをコピーする」を選択すると、ワークスペースに参加するためのリンクがクリップボードにコピーされます。このリンクの有効期限は、「リンク設定を編集する」を開いて1日、7日、30日、無期限を設定することができ、期限内にリンクを開くと参加できます。
招待メールは、以下のようになっています。
ショートカット
ショートカットのチートシートを表示するには、 Ctrl + /
(Macは Command + /
)を押します。
機能 | ショートカットキー |
---|---|
サイドバーの表示・非表示 | Shift + Ctrl + D |
全未読を開く | Ctrl + Shift + A |
メンション&リアクションを表示 | Ctrl + Shift + M |
メッセージ送信 | Ctrl + Return |
ショートカットはたくさんあるんですが、残念ながらいまいち私の手になじまない感じです。
Slack App
Slack上でbotを作成、実行することができます。サイドバーの「アプリを追加する」をクリックすると、アプリを追加することができます。
Slackアプリの開発は、Boltというフレームワークを使い、JavaScript(Node.js), Python, Javaで作成することができます。複雑な自動処理なども記述でき、作成したBotは、メッセージで/コマンドを送り実行できます。
このような高度な機能があり、使い込むほど味が出るというツールだと思います。