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カレンダーデータをつくる(SPSS Modeler データ加工逆引き1-26)

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カレンダーデータをつくる

ある期間のカレンダーデータをつくる。
image.png

1.想定される利用目的

2.サンプルストリームのダウンロード

3.サンプルストリームの説明

a.[ユーザー入力]でストレージを日付にし、値に<開始日>,<終了日>,<増加量>を設定します。ここでは2025年1年分のデータにしたいので2025-01-01,2025-12-31,1としています。

image.png

[テーブル]を実行します。

image.png

4.TIPS

ある期間をストリームの上流で作っていて、それが処理によって変わる場合には、なるべくハードコーディングせずにカレンダーデータを生成したいと思います。
以下の例は2025-02-01から2025-03-01の間のデータを作っています。
image.png

ストリームの全体像です。
image.png

a.入力データを確認します。ここではサンプルなのでユーザー入力で作っていますが、なんらか上流のストリームで<開始日>,<終了日>が生成されてくるイメージです。固定値でよければ、#3の方法で実現できます。

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b. [ユーザー入力]でストレージを整数にし、値に<開始数値>,<終了数値>,<増加量>を設定します。ここでは上流ストリームで与えられる範囲が最大で365日という想定をしたので0,364,1としています。ここだけはハードコーディングにはなります。十分な範囲を指定してください。

image.png
[プレビュー]します。0から364のデータが生成されます。

image.png

c. [レコード結合]で「レコード結合方法」をキーにし「結合キー」は何も指定をしません。

image.png

d. [置換]で「対象フィールド」をstartDateにし、置換は常時にして、置換値はdate_add_days(INDEX,@FIELD)に設定します。
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[プレビュー]します。startDateから1年分のカレンダーデータが生成されます。
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e.[条件抽出]で「条件」にstartDate <= endDateに設定します。
image.png
[プレビュー]します。endDate以下のデータに絞り込まれます。
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f.[フィルター]で不要な列を除去し、列名をDATEに設定します。
image.png

[テーブル]を実行します。

image.png

4.参考情報

実績がなく欠損した日付レコードを補間する(SPSS Modeler データ加工逆引き5-10) #SPSS_Modeler - Qiita

SPSS Modelerで欠損した日付のレコードを補間する。売上がない日のデータ補間 #SPSS_Modeler - Qiita

SPSS Modeler ノードリファレンス目次

SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)

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