はじめに
[サイエンスパーク][1]では[デバイスドライバの開発][2]を20年以上続けており、15年ほど前からWebページ上にて「[誰でもわかるデバイスドライバ講座][3]」としてデバイスドライバに関する技術情報を発信しております。
https://sciencepark.co.jp/device_driver/dvdr/
[1]:https://sciencepark.co.jp/
[2]:https://sciencepark.co.jp/device_driver/
[3]:https://sciencepark.co.jp/device_driver/dvdr/
この度、Qiita Organizationにサイエンスパーク株式会社として登録いたしましたので、サイエンスパークのWebページだけではなくQiitaでもデバドラ講座を発信し、一人でも多くの方がデバイスドライバの開発に興味を持っていただければと思います。
担当させていただきますのは、サイエンスパークに今年(2020年)入社いたしました、Canbeです。情報発信をさせていただくにあたり、私自身もレベルアップしていけたらと思います。よろしくお願いいたします。
サイエンスパークのWebページにて公開しているデバドラ講座ですが、初版が作成されたころはドライバーの開発モデルはWDMしかなく、開発支援機能が乏しいテキストエディタ―とコマンドラインにてビルドをしていたとのことです。
当時は、VisualStudio CodeやAtomなど高度なカスタマイズやC++のコード補完機能などのプラグインなどは存在していませんので、ソースコードは補完されずに手入力、ビルドも手動で実施という今では考えられないような人力による開発環境だったというには、時代を感じます。
現在はVisualStudioによる統合開発環境が整備され、開発支援機能が充実してきており、VSによる開発でも、テキストエディタ(VS Code)による開発でも15年前とは比較にならないくらい改善されています。
このような時代の流れもあり、Web版のデバドラ講座を現在に合わせて再編したものを発信していく予定です。
誰でもわかるデバイスドライバ講座として”初心者でもデバイスドライバ開発ができる!!”を目標にした記事を投稿していきます。
次回からは、新たな執筆を含めたデバイスドライバ講座の基礎編から順次投稿させていただきますので、お付き合いいただければと存じます。
それでは皆様よろしくお願いいたします。