高等学校(情報)教員資格認定試験に合格しました。
本日、令和7年度「高等学校(情報)教員資格認定試験」の合格発表がありました。
結果は――合格。
無事に自分の受験番号を見つけることができました。
👉 文部科学省 教員資格認定試験(NITS公式)
これで、高等学校教諭一種免許状(情報) を取得できる見込みです。
ちょうど昨日、「非常勤講師」を追加した副業申請も承認され、
本業を続けながら教育現場に関わる準備が整いつつあります。
もし皆さまの周囲で非常勤講師の募集がありましたら、
ぜひお声がけいただけると嬉しいです。
「ムリムリ!」からはじまった挑戦
この試験に挑戦したのは、
「情報教育にもう少し実務の風を通したい」と思ったのがきっかけでした。
正直に言うと、最初は“受かるわけない”と思っていました。
でも、ひとつひとつ試験範囲を読み解いていくうちに、
ITエンジニアとして培ってきた知識が、教育の世界でも確かに生きる
と感じるようになりました。
教えるという営みもまた、設計・実装・レビューの繰り返し。
思考を構造化し、再現性の高い学びのプロセスを作ることは、
まるで開発そのものだと感じました。
受験体験記から「合格体験記」へ
そんな学びをまとめた拙著は、これまでは「受験体験記」でしたが、
今日からは晴れて「合格体験記」として紹介できるようになりました。
📘 『わたしが高校の情報科教員になれるわけないじゃんムリムリ!(※ムリじゃなかった⁉︎)』
👉 Amazon Kindle 版はこちら
Kindle Unlimited なら無料でお読みいただけます。
一次試験対策については、この一冊で十分にカバーできる内容になっています。
二次試験については守秘義務の関係で詳細は書けませんが、
実際に作成した学習指導案を掲載するなど、
受験対策に役立つ続編も準備中です。
「エンジニアが教育を語る」という文脈に、
もう少し厚みを持たせてお届けできればと思っています。
おわりに
この本は「資格試験のノウハウ集」であると同時に、
現場の技術者が教育にどう関われるかを考えるきっかけにもなると思っています。
もしあなたが、
「自分の知識を次の世代にどう渡せるだろう」と考えたことがあるなら、
きっとこの本に共感していただけるはずです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
そして、現場で一緒に“情報教育のこれから”を考えていけたらと思います。