【Effective-Rustlings-jp】Day 19：Clippyに耳を傾けよう

Last updated at 2025-02-03Posted at 2025-01-26

はじめに

こんにちは。細々とプログラミングをしているsotanengelです。
この記事は以下の記事の連載です。

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また本記事はEffective Rust(David Drysdale (著), 中田秀基 (翻訳))を参考に作成されております。とてもいい書籍ですので興味を持った方は、ぜひ読んでみてください！

RustにはClippyというCargoの追加コンポーネントが存在します。
このコンポーネントを使うことで安全で可読性の高いコード開発が可能となります。

使わない変数は命名によってはClippyで警告が出ます。
修正してみましょう。

コード (詳細)

fn main() {
    // TODO: 使わない変数の記載方法を確認して、以下のコードを修正してください。
    let unused_var = 42;
    println!("Hello, world!");
}

コード参照。

コード (詳細)

fn main() {
    let _unused_var = 42; // 変数を使わない場合はアンダースコアで始める
    println!("Hello, world!");
}

無駄なクローンはClippyで警告が出ます。
修正してみましょう。

コード (詳細)

fn main() {
    let x = 5;
    // TODO: 以下は不要なクローンです。修正してください。
    let y = x.clone();
    println!("{}", y);
}

コード参照。

コード (詳細)

fn main() {
    let x = 5;
    let y = x; // クローン不要
    println!("{}", y);
}

文字列の非効率な結合はClippyで警告が出ます。
修正してみましょう。

コード (詳細)

fn main() {
    // TODO: 非効率的な文字列結合を修正してください。
    let s = "Hello".to_string() + " " + &"world!".to_string();
    println!("{}", s);
}

コード参照。

コード (詳細)

fn main() {
    let s = format!("{} {}", "Hello", "world!"); // `format!`を使用して効率的に結合
    println!("{}", s);
}

もしも本リポジトリで不備などあれば、リポジトリのissueやPRなどでご指摘いただければと思います。