🧑‍💻 技術を追いながらチームも見る。2025年、この働き方は正解なのか、迷いなのか。とあるそこらのエンジニアの振り返りと学びと不安の実像🤔

どうも、みなさん元気にしてますか？

sotaheavymetal21です。

なんでもない、その辺にいる素朴なエンジニアです。
気づけばエンジニア歴も3年10ヶ月くらいになりました。

今は2025年も大晦日。
21世紀に入ってもう四半世紀が過ぎたとか信じられませんが、せっかくの節目なので、自分のこの1年を振り返ってみようと思います。

いつもは技術的な記事ばかり書いていて、だいたいバズりもせず静かに沈んでいくんですが😅、今回は趣向を変えてエッセイみたいなやつです。一般的なWebエンジニアが日々どう戦っているのか、そのリアルな生態系を残してみます。
備忘録というよりは、自分の強み・弱みを改めて見つめ直すための内省みたいなもんです！

書いたきっかけ

きっかけは単純です。
職場の先輩が、社内のドキュメントツールに自身の振り返りを書き殴っていたんですよ。それを見て、率直に「なんかいいなぁ」って思いました。

自分の心の内を、ローカルの誰にも見られない場所に書くのではなく、あえて社内の見える場所に置いておく。そこから誰かが何かを学んだり、新しい知見を得たり、「自分もやってみよう」と思えたり。

私もその先輩に影響を受けて、こうしてQiitaに書き始めているわけですが...
ってことで私の「等身大」ということで、ありのままを書いてみようと思います。

さて、現在の仕事内容とか

今の私の守備範囲は、ざっとこんな感じ

• バックエンド（レビュワー・サポート）：2プロダクト
• インフラ構築・運用保守：2プロダクト
• プロジェクトリーダー
• SaaS セキュリティ運用管理チームリーダー
• 課の運営業務
• 新卒採用関連（面接・面談・座談会 etc.）

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なんか色々なことに手を伸ばしすぎだなぁ〜・・・

書いてて思いました。なんだろう、守備範囲が広いのはいいことなんだけどね？
その分、深掘りができていないんじゃないかという不安がよぎります。
同じ８時間の業務時間でも、私がインフラやPL業務をやっているときにバックエンドエンジニアの同僚はバックエンド技術だけを極め続けてるわけですからね。
「T型人材」なんて言葉もありますが、果たして私はそこに向かえているのか。

これまでは、とにかくなんでも手を動かしてきました。
社内でも「やります！」「やらせてください！」と積極的に手を挙げて仕事をゲットするスタイル。「やったことないけど、とりあえずやる」というマインドで、「興味あります〜」「やりたいな〜」と言い続けてきました。
実は上記以外にも、フロントエンド開発の案件にも足を突っ込んでいます（なお、プロダクトの仕様が決まっておらずタスクがない状態なんですが・・・🥹）。

ずっとコンフォートゾーンからラーニングゾーンへの手がかりを追い求めていました。

いつものコンフォートゾーンの業務からラーニングゾーンへ逸脱しないと成長はない！緊張感のあるプレッシャーのある、そんな環境に身を置かないとダメだなんて思いながら、仕事を取りに行ってました。

職種やロールなんて気にしない。「誰かがやっているなら私にもできるだろう」「やらねばならぬ」と本気で思ってる人間です（少なからず興味関心があればですが）。
なので、いずれはフロントエンドもバリバリやりたいし、部下を持って目標設定や1on1、メンタルケア、予算計画なんかもどんどんやっていきたい。でもエンジニアとしてコードも書けるし読める、アーキテクトもやれまっせぐらいになりたい。
要は、多方向に関心が強くて、めちゃくちゃ欲張りなやつってことですね・・・🤔（裏返せば飽き性？）

そんな「なんでもやりたい人間」の現在地と学んだことを、ちょっと振り返ってみます。
大した話ではありませんが、１個人のエンジニアのリアルをお届けします。

今の自分（等身大の現在地）

今の自分の自己評価はこんな感じです。
エンジニア経験３年１０日ヶ月ほど

• バックエンド開発： 小規模〜中規模（たぶん）なら設計・開発ができる
• インフラ・運用： 汎用的なアーキテクチャの IaC（Cloudformation）構築、保守（ヘルスイベント対応、トラブルシューティング、SecurityHubスコア対応、リリース作業 etc.）
• マネジメント： メンバー5名規模の小規模アプリでのプロジェクトリーダー
• コミュニケーション： 人前でのプレゼンや対話はそこそこ得意に
• 意思決定： 特定状況下で人のタスクが変わる・変えるような、影響力のある方針策定ができる
• 会議： MTGでは積極的に意見を出していける
• 採用関連： 学生さん相手に、会社の代表としてのアイスブレイクや状況整理、率直な対話や質問の回答ができる
• ユーモア： TPOに合わせた人に不快感を与えない小ボケを挟める（たぶん重要）

この1年で学んだこと（現場の教訓）

ここが一番の収穫かもしれません。現場で揉まれて得た主観的な「真理」みたいなものです。

• リーダーの在り方： 弱さは見せない方がいい。ただ、相手への共感や「同じ立場だよ」という意味合いで効果的に見せるのはアリ
• 依頼の鉄則： 口頭だけの依頼はや口約束は届かないと思え。⇨ テキストでオープンな場で依頼すべし
• 期限設定： 期限のない依頼は、していないのと同じ
• 主体性と調査： チャレンジは大事だけど、対象によっては先に調査して流れを読む賢さも必要
• プライド： 無駄なプライドは捨てた方がいい
• 期待値調整： 誰かが自分に抱いている期待値の調整は、サボらずちゃんとやる
• 壁の低さ： 話しかけやすさ、接するときの壁の低さを提供するのはスキル。愛嬌は大事
• 傾聴： 話を聞くときは手を止めて、相手の目を見る（基本だけど超大事）。心理的安全性に繋がるよ
• 人間関係： 仕事以外の話ができる同僚を見つけた方がいいし、互いにフィードバックし合える関係を築いておくべし
• 優先順位： 「自己成長」や「市場価値」といったエンジニア個人の都合で動いてはいけない。最優先は常に「顧客価値の最大化」
• 雑談の効能： 仕事以外の雑談が、実は円滑な協力関係や頼り合いの土台になる
• ストレス管理： 人はいろんな価値観を持っているので、あえて「期待しない」ことでストレスを減らすのも手
• コミュニケーション： オンライン会議もいいのですが、対面もかなり重要で議論であればサクサク進みます。超ターン制のオンライン会議より、画面見ながら！ボディランゲージしながら！相手の表情を汲み取りながら！言葉にならない要素を拾いながらする議論が実はやりやすい！
• Slack運用： なんでもないコメントにもリアクションをすることで勝手に信頼感ゲット！コスパ・タイパって言ったら言い方変だけど、「挨拶をすること」ぐらい大事！

やれなかったこと

• フロントエンド： そろそろ着手しないとという焦りが少しあります。PLとしてフロント画面の要件を整理するときに技術的にそれが可能か、妥当かが判断できないのが辛い
• 規模感： 中規模以上のプロダクト経験はまだ足りない。規模の違いによる苦労をしてみたかった
• AI関連： AIエージェント基盤の開発フロー構築と、さらなる実践。ここはもっと攻めていかないと今後はかなり辛そうに思う。最優先事項に近いかも。Claude Code × Cursor✌️

これからのキャリア的な話

明確な答えは出ていませんが、まだしばらくITの世界に身を置くと思います。
5年後、10年後には別の職種や業界にいるかもしれませんが、今のところ自分の適性に合っている気がするし、天職かはさておき嗜好にも合っている気がします。

エンジニアは継続しつつ、少しずつマネジメント領域にシフトしていこうかなと画策中。
目指すは「職能横断的な愛嬌のある何でも屋」。
バックエンドとインフラを深掘りしつつ、フロントエンドにも挑戦し、マネジメントも齧る。
いずれは技術のわかる伴走型のマネージャーへ・・・
という欲張りセットでいきたいです！やったるで

終わりに

ダラダラと書き殴ってしまいました。
振り返りというより、結果の羅列になっちゃった気もしますが・・・！

これからも技術記事は少しずつ投稿していきますし、面白そうな挑戦は見つけ次第、首を突っ込んでいこうと思ってます！（プライベートも大事にしつつね）
次は「これまでのエンジニア人生の振り返り」でもしようかな。

駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました！！！🙇
またどこかで！👋🐰

P.S.

振り返ると気づくのですが、私おそらく組織文化や組織論みたいなものが好きな気がします。
技術ももちろん好きですが、組織における人の動きやなぜそのような行動を起こすのか〜みたいなところに関心が強い気もしています。