kaihoukun1 の使い方と外部到達性テストの仕組み
このソフトは、PCのローカルIP取得・ポート開放・外部到達性テストを簡単に行えるツールです。
GitHubでソースコードも公開しています:sosuku325
使い方
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ローカルIPを取得
「ローカルIPを取得」ボタンを押すと、自分のPCの内部ネットワーク上のIP(例:192.168.x.x)が表示されます。 -
開放したいポート番号を入力
開放したいTCP/UDPのポート番号を入力します。 -
ポートを開放
「公開」ボタンを押すと、UPnPを利用してルーター側で指定したポートを開放します。
これにより、外部からそのポートへアクセス可能になります。
複数ポート開放機能
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ポート番号 TCP/UDPで入力
この機能では複数のポートを一度に何個も開放/閉鎖できます。
外部到達性テスト
「外部到達性テスト」ボタンを押すと、指定したポートが外部からアクセス可能かを確認できます。
仕組みは以下の通りです。
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グローバルIPの取得
https://api.ipify.orgから自分のインターネット上のIP(ルーターに割り当てられた外向きIP)を取得します。 -
外部サービスにテストを依頼
https://ports.yougetsignal.com/check-port.phpに対して以下を送信:
- サーバー側で実際に接続を試み、ポートが開放されているかを確認。
- 結果をアプリに返却し、GUI上に「開放されている」「開放されていない」と表示します。
- TCPのみ確認可能
- UDPは接続レス型の通信なので、外部から簡単に開放確認できません。
- そのためUDPポートはテスト対象外です。
注意点
- 外部到達性テストは 自分のPCが直接チェックしているのではなく、外部サーバーを介して行われる。
- ルーターのUPnP設定が正しく反映されていれば「開放されている」と表示されます。
- UDPポートの外部到達性確認を行うには、自分で外部サーバーを用意する必要があります。
このツールを使えば、ポート開放の操作とその確認をGUI上で簡単に行えます。
特にゲームサーバーや自宅サーバーの公開時に便利です。