久しぶりのPHP、何から始めればいい？
〜初心者・リスタート勢向けPHPガイド〜
はじめに
「久しぶりにPHP触るけど、何から手をつけていいか分からない」
「昔ちょっとだけ書いたけど、今のPHPって何が違うの？」
そんなあなたに向けた、**“今から始めるPHPのやさしい道しるべ”**です。
この記事では、以下のようなことをわかりやすく解説します。
- PHPって今どうなってるの？
- まず何をインストールすればいい？
- どんな書き方が主流？
- 小さなコード例から復習
- おすすめの学習リソース
1. 今のPHPってどうなってるの？
PHPと聞くと、
「とにかく
$がいっぱいで」
「HTMLの中にごちゃごちゃ書く」
というイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも、今のPHP（バージョン8.x） は、
- ✅ 型指定
- ✅ モダンなオブジェクト指向
- ✅ 高速な実行
- ✅ フレームワークの進化（Laravelなど）
と、かなり洗練された言語になっています。
「昔ながらのPHP」でも動きますが、今風の書き方を覚えておくと、読みやすく・保守しやすいコードが書けます。
2. 開発環境をサクッと整えよう
選択肢1：XAMPP（手軽にPHP + Apache + MySQL）
- XAMPP公式サイトからインストール
- WindowsやMacでも簡単にPHPサーバーが立てられます
選択肢2：VSCode + PHP + Built-inサーバー（シンプル構成）
php -S localhost:8000
これだけでローカルサーバーが起動します。
VSCodeには「PHP Intelephense」拡張を入れておくと補完が便利！
3. まずは「Hello, PHP」
<?php
echo "Hello, PHP!";
ブラウザで表示されればOK！
ポイント：
-
<?phpで始めるのを忘れずに -
echoは出力用 - 文の終わりは
;（セミコロン）
4. 配列・ループ・関数…ざっくりおさらい
配列とループ
<?php
$fruits = ["apple", "banana", "melon"];
foreach ($fruits as $fruit) {
echo $fruit . "<br>";
}
関数
<?php
function greet($name) {
return "Hello, $name!";
}
echo greet("Sora");
型指定（PHP 7.0以降）
<?php
function add(int $a, int $b): int {
return $a + $b;
}
echo add(3, 5); // 結果: 8
5. 今どきのフレームワークに触れるなら？
PHPは単体でも使えますが、実務では Laravel がよく使われます。
Laravelの特徴：
- モダンなMVC構造
- EloquentによるDB操作が簡単
- ルーティングやミドルウェアもわかりやすい
👉 Laravel公式ドキュメント でチュートリアルを体験してみよう。
6. おすすめの学習サイト・本
- ドットインストール – PHP入門
- PHP公式マニュアル（日本語）
- 書籍：『改訂新版 PHP入門』（技術評論社）
おわりに
PHPは「昔の言語」じゃありません。
今でも多くのWebアプリケーションやCMS（WordPressなど）で使われている、やさしくて、実は強い言語です。
久しぶりの人も、これからの人も、まずは一歩ずつ書いてみましょう！
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