ネットワークはなぜ繋がるのかという定番の良書を学習しているので学んだ知識をあとで見返せる自分用として記録する。記録する内容はほとんど本の内容と同じであり自分がわかりやすくなるように噛み砕いたものである。
HTTPメッセージを作った後にそれをどこのWEBサーバーに届けるのかを決めなければいけない。どのWEBサーバーを特定するものがIPアドレス。IPアドレスの説明の前にTCP/IPの基本的な考え方から理解する必要がある。
IPアドレスの例
10.11.12.13 →32ビット(1バイトずつ区切られて10進数で表現される)
TCP/IPの基本的な考え方
クライアントのpcが複数ありそれがハブ(パケットを運ぶもの)につながっている。この人まとまりをサブネットという。サブネットはルーターを通して他のサブネットにアクセスできる。サブネットはいわば小さなネットワークである。
このサブネットにネットワーク上の住所を割り当てる。これがIPアドレス。IPアドレスは二つに分かれている。
・ネットワーク番号
・ホスト番号(サブネットの個々の機器を識別する番号)
IPアドレスはネットワーク番号とホスト番号を合わせて32ビットだがそれぞれを何ビットにするかはユーザー側で決める
→このどこからがネットワーク番号でどこまでをホスト番号にするかという情報をネットマスクという。
ネットマスクも同様に32ビットからなる
ネットマスク例(IPアドレス本体と同じやり方で表記)
・10.11.12.13(IPアドレス)/255.255.255.0
ネットワーク番号のビット数で表現
・10.11.12.13(IPアドレス)/24
ホスト番号のうち特別な意味の番号が二つあり
全て0→サブネット自体を表す
全て1→サブネット上にある機器全てにパケットを送付する「ブロードキャスト」を表す
サブネット自体を表す例
・10.11.12.0/24
0の部分がホスト番号でビットに直すと全て0なのでサブネットを表す
ブロードキャストを表す例
・10.11.12.255/24
10進数255はビットに直すと全て1になるのでブロードキャストを表す