ネタバレ
CONFIGURE_ARGS+=--without-x --without-wayland
概要
毎度お馴染み FreeBSD ports @誕生日ネタですw
とある初夏のある日何気なく vim のアップデートが来ていたのがわかったので「じゃあビルドしよー」となりビルド状況を眺めていたら何気なくインストールされようとしている GUI 周りのパッケージや wayland 関連のパッケージたちを見つけてしまいました。
(^_^;)「待ってくれ、それは入れなくていいんだわ!!!」
wayland? なんだそれうまかったっけ??
出始めの頃に「X11 に変わるやつだ!!」という記事を見かけて以来あまり深追いしなかったのですが下記記事にとてもわかり易く書かれていました。
(個人的に「へぇ〜」とは思ったのですが、CLI しかない環境だったりデスクトップはあるけど LXQt な環境なので「そっかー」ってなりました)
なんとかした
とりあえず editors/vim にある Makefile を読みつつ「without-x があるなら without-wayland もあるでしょ?」と直感的に思ったので下記の内容で Makefile.local を作って再度ビルドしました。
CONFIGURE_ARGS+=--without-x --without-wayland
「あービルド通ったねぇ良かったねぇー」と思い一旦ふて寝したのですが、後日(2025年の誕生日かアドベントカレンダー用のネタで)忘れちゃいけないと思ってこんなポストをします。
そぷらのさん@気まま気ままでがんばらない @soprano1125
そういえば vim ちゃんを console FLAVOR でビルドする時なんで「wayland」さん一緒に入るんかなーと思ってたら Makefile で without してくれてなかったのはびっくらこいたw @ FreeBSD ports
#そういえば言ってなかったこと
#forgot
午前10:46 · 2025年8月9日
あれからだいたい2、3ヶ月後
実はあのポストをしてからこの2、3ヶ月の間手持ちのノート PC でモニターのバックライトが切れたと思っていたらやる気も同時に切れてしまったので「あーそろそろアップデートやんないとなぁ(震」と久しぶりに ports を更新して(この記事を書く用で) Makefile.local のオプションをはずしてビルドしました。
そしたら wayland 関連のパッケージのインストールがスキップされていて vim のビルドが始まりました。
(^_^;)「待ってくれ、あれが入ってこないんだわ!!!」
この2ヶ月なにがどうした??
とりあえず GitHub の freebsd-ports リポジトリを覗き見に行ったらそのものズバリの箇所がありました。
289408 – Every vim port flavor links against wayland under the hood
どうやらあのポストをしただいたい1ヶ月後、自分の他に「おかしいなぁ」と気がついた方がいてパッチを書いて送ってくれてたみたいです。 アリガタヤァー bugzilla のユーザー登録とか英語翻訳する手間が省けたのは内sh(ぉぃ
あとがき
とりあえずこの記事としてはあんまり役には立っては居ませんが、「気になることがあったら Makefile.local に書いておけば(メインの Makefile に影響でないし)いっか」となるのでいいですよーというネタでした。
あと13.3インチより小さめの画面サイズでテンキーレスの中古ノート PC のオススメがあったら教えてください(切実