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AWS認定全冠達成|非ITエンジニアが業務の合間に勉強してAll Cert選出までに行った勉強法と表彰レポート

Last updated at Posted at 2025-07-17

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1. はじめに

自分は20年目の会社員です。
キャリアとしては、IT技術者10年→IT技術者の人材育成10年になります。
AWS認定資格12種すべてを取得し、2025年度の「Japan AWS All Certifications Engineers」に選出されました。
非ITエンジニア(技術者育成担当)という立場で全冠を目指した経緯、使った教材や学習方法、表彰式の様子、副賞などをまとめています。
全冠への挑戦やAWS資格学習のきっかけになれば嬉しいです。

「Japan AWS All Certifications Engineers」について

概要

「Japan All AWS Certifications Engineers」とは、AWS Partner Network (APN) に参加している会社に所属し、「AWS 認定資格を全て保持している」 AWS エンジニアの皆様を対象にした表彰プログラムです。本年は AWS Certified AI Practitioner、AWS Certified Data Engineer – Associate、AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate の 3 つの新しい認定資格が追加され、AWS 認定資格を全て保持することの難易度が昨年までと比べて非常に高くなっています。そのような中、モチベーション高く AWS 認定資格取得にチャレンジし成果を出された方々を表彰いたします。2024 年度の受賞者発表はこちらです。

なぜ非ITエンジニアの自分が全冠を目指したのか?

自分はIT技術者の人材育成企画・運営に関わっています。
AWSを日々扱う技術者ではありません。
業務上、IT技術者と1on1する機会が多くあり、技術者と会話する際に、サービス名称や仕組みがわからずに困った経験から「体系的にAWSを学んでおこう」と考えました。
そんな時、「2024 Japan AWS All Certifications Engineersの発表」を見て、資格取得して知識習得しようと思い、全冠を目指しました。

AWS認定資格取得振り返りと全冠申し込み

現在保持している資格を、取得した順に並べてみました。
自分は2016年くらいから、アソシエイト3種(SAA、DVA、SOA)を取ったり、期限切れになったりを繰り返してました。
2022年にDOPを取った時は、それまでに取得していたAWS資格はすべて期限切れ状態でしたが、ちょうど会社からバウチャーを頂けたのでDOPに挑戦しました。

資格名 受験日
AWS Certified DevOps Engineer – Professional 2022/11/27
AWS Certified Cloud Practitioner 2023/03/21
AWS Certified SysOps Administrator – Associate 2023/04/16
AWS Certified Developer – Associate 2024/02/04
AWS Certified Solutions Architect – Professional 2024/03/31
AWS Certified Solutions Architect – Associate 2024/04/07
AWS Certified Advanced Networking – Specialty 2024/11/04
AWS Certified Machine Learning – Specialty 2024/12/24
AWS Certified AI Practitioner 2024/12/28
AWS Certified Data Engineer – Associate 2025/02/09
AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate 2025/03/02
AWS Certified Security – Specialty 2025/03/25

AWS認定資格の中でも難関と名高いSAPとANSに合格した辺りから、「全冠できるかも」と意識し始めました。
ANSに合格した後、MLSの準備を始めたのも全冠へつながる良い点だったと思います。
この年、AIF、MLAが資格として追加されたので、MLSの後ならAIFとMLAの試験範囲が理解しやすかったからです。
本当はMLAも2/15までに合格して、AIF・MLAのアーリーアダプタバッジも取りたかったんですが、MLAは試験が出たばかりということで想定問題も少なく……。
勉強不足のまま、1月に受験して不合格になりました。
ちょっとビビってしまったので、2月から仕切り直しし、なんとか3月末ギリギリに全冠達成しました。

2025年3月に全冠した後、4月に入ってすぐ全冠の申し込みをしました。
資格取得状況はCredlyのデジタルバッジで確認されました。
申請で必要とわかるまで、自分はデジタルバッジ取得しておらず、取得にあたって、申し込み直前までドタバタしました。
まだ未取得の方がいらっしゃったら、早めにデジタルバッジを取得するようにしましょう……。

申し込んだ後、内定通知を6月6日に頂きました。
内定通知には

  • AWS JAPAN APN ブログにて6月25日 12:00に発表
  • AWS Summit にて6月25日に表彰セッション開催
  • AWS Summit にて記念品の授与
  • 名刺に入れるロゴ提供

も併せて記載されていました。

自分に合ったAWS資格の学習法とは?

紙媒体よりオンラインの教材を使って試験対策する方法が自分には合っていたので、以下を活用しました。

  • AWS Skill Builder
  • CloudLicense
  • Whizlabs

AWS Skill Builderで関連するサービス等の動画を見て学習した後、CloudLicenseやWhizlabsを使って間違った問題に再挑戦したり、解説を読みこんだりを繰り返しました。
問題を解くときは、本番の試験を意識して、問題文を読みながら構成図を思い描きつつ、「1問2分」以内に解く練習をしました。
動画を見たり、問題を解くだけではよくわからなかったところは、ChatGPTと一緒に対話しながら理解を深めたのが効果的でした。
特に、AI・機械学習系試験(MLS、MLA、AIF)は他のAWS認定資格とは少し(かなり?)要求される知識が異なるので役立ちました。
また、想定問題を解く時間は昼休憩や移動中など、隙間時間に1問でも触れる(問題を見るだけでも良い)ようにして、毎日少なくとも15分程度、勉強する習慣をつけたことは資格取得以上の価値があったと思います。

表彰式

せっかくの機会なので、AWS Summit Japan 2025 Day1に開催された表彰式へ参加しました。

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プログラム名 受賞者数
2025 Japan All AWS Certifications Engineers 1,633名
2025 Japan AWS Jr. Champions 113名
2025 Japan AWS Top Engineers 175名
2025 Japan AWS Ambassadors 76名

受賞された方々、おめでとうございます!

表彰時、スクリーンに自分の名前を見つけたときは胸が熱くなりました。
ただ……。
感慨に浸りすぎて、写真撮り忘れる大失態……。
来年は忘れないようにせねば……。

SWAG (副賞)

AWS Summit期間中に、受賞者はSWAG (副賞)を受け取ることができます。

SWAG (副賞):表彰楯

AWS Summit会場のセントラルラウンジで、名前と配布番号を伝えるとすぐに受け取れました。

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SWAG (副賞):ゴールデンジャケット

数量限定ですが、金色のジャケットを頂けるようです。
AWS Summitの会場では、着てる人をチラホラ見かけました。
残念ながら、今年度、自分は受け取れなかったので来年の楽しみにします。

AWS資格取得特典

資格取得者向けに、保持している資格に応じたステッカーを受け取ることができます。
全冠申請時同様、資格取得状況はCredlyで確認されました。

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来年も全冠! 次のチャレンジへ。

来年も継続して選出されるよう、資格を更新していきます。
また、全冠に選出されたことで、こうしてQiitaに投稿する機会も頂けました。
継続して発信することで、自身のスキル向上につなげたいと思います。
特に、業務上AWSを触る機会は多くないため、AWS Jamを活用し補強出来ればと思います。

最後に

この経験は、資格取得以上の価値がありました。
今後も成長を続けていきたいと思います。
この記事が、「これから全冠を目指す方」「学習方法を探している方」に届けば嬉しいです。

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