3
3

More than 5 years have passed since last update.

FlashAirの画像をGoogle Driveへ自動アップロードする方法

Last updated at Posted at 2019-01-17

したいこと

カメラ等でFlashAirに保存した画像を、Google Driveへ自動アップロードします。
スマホやパソコンを介さず、自宅Wi-Fiの電波が入ったら自動処理します。
IFTTTを使うので、応用編としてSNS等への通知もできます。
FlashAir Developers - FlashAir IoT HubとIFTTTの連携1(トリガー編)のまとめになります。

使うサービス

データの流れ

FlashAirFlashAir IoT HubIFTTT(If Webhooks Then Google Drive)→Google Drive

設定環境

Ubuntu 18.04

設定方法

1. IFTTTの設定

If Webhooks Then Google Drive を設定します。

:one: :two:
Webhooksを選択します
:three:
Event Nameを設定します
:four: :five:
Google Driveを選択します
:six:
下記の通り設定します
:seven:

2. FlashAirとFlashAir IoT Hubの設定

:one:FlashAir IoT HubでFlashAirを登録します。

FlashAir IoT Hubでサインアップしログインします。
現状では未登録なのでオフラインになっています。
FlashAirの追加登録をクリックし、アクセストークンスクリプトをダウンロードします。

:two:カードリーダ経由でFlashAirをパソコンに接続します。そうするとFlashAirがマウントされファイルが見れるようになります。

:three:ダウンロードしたアクセストークンと解凍したスクリプトを、FlashAirのルート・ディレクトリにコピーします。

:four:コンフィグ・ファイルSD_WLAN/CONFIGをバックアップしてから書き換えます。

  • FlashAirが無線LAN子機となるSTAモード(ステーションモード)で設定します。自宅Wi-Fi環境に合わせてネットワーク設定をします。 APPSSIDAPPNETWORKKEYは、Wi-Fiアクセス・ポイントのSSIDとパスワードです。
  • CIDは初期値をそのまま設定します。UPDIRはアップロードの対象となるディレクトリを設定します。
[WLANSD]

ID=HomeFA
DHCP_Enabled=NO
IP_Address=192.168.8.150
Subnet_Mask=255.255.255.0
Default_Gateway=192.168.8.1
Preferred_DNS_Server=192.168.8.1

[Vendor]

CIPATH=/DCIM/100__TSB/FA000001.JPG
APPMODE=5
APPSSID=SSID
APPNETWORKKEY=PASSWORD
VERSION=F15DBW3BW4.00.01
CID=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
PRODUCT=FlashAir
VENDOR=TOSHIBA
WEBDAV=2
UPLOAD=1
UPDIR=/DCIM
LUA_RUN_SCRIPT=/bootscript.lua
LUA_SD_EVENT=/upload_image.lua
TIMEZONE=36

参考:

:five:コンフィグ・ファイルを保存したらFlashAirを一度マウントし抜き差しします。そうするとWi-Fiに接続でき、FlashAir IoT Hubのステータスがオンラインになります。

:six: ファイルをクリックし、IFTTTで設定したWebhooksのEvent Namekeyを登録します。


これでFlashAirのディレクトリ/DCIMに画像が保存されると、FlashAir IoT Hub、IFTTT経由で、Google Driveにアップロードされます。

ちなみに、FlashAirをフォーマットしてしまった時の復旧方法

:one:Windows10パソコンで東芝メモリ - FlashAir設定ソフトウェアをダウンロードした後インストールします。今回はWindows版のFlashAir_tool_v400_b.exeを利用しています

:two:"C:\Program Files (x86)\TOSHIBA\FlashAirTool\default\W-04”の中身をFlashAirのルートにまるごとコピーします。
その際、一度Windows10パソコンでフォルダW-04を圧縮し、Ununtuパソコンへ転送します。Ubuntuパソコンで解凍したものをFlashAirにコピーします。
そうしないとフォルダSystem Volume Informationが勝手に作成され、やっかいなことになります。

:three:その後FlashAir設定ソフトウェアを起動してもなぜかFlashAirを認識できませんが、FlashAirのWi-FI機能は使えるようになります。完全に元の状態で使えるかは未確認ですが。

参考:

役立つサイト

わくわく

FlashAirっていろいろ応用できそうですね(=^・^=)

3
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
3