はじめに
個人開発でAWSを使い始めたとき、ドキュメントや記事を見ながら手探りでEC2やS3を触っていました。
ただ、全体像やサービス同士の関係性が分からず、都度調べながら進める状態…。
そこで、「どうせなら体系的にAWSを理解しよう」と思い、AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF)を受験することにしました。
※もちろん、開発の邪魔にならないよう短期間での受験になります。
本記事では、個人開発と並行してCLFに合格するまでの学習法や使用した教材、感じたメリットをまとめます。
本記事の対象者
- AWS CLFの取得を考えている方
 - すでに勉強を始めている方
 - 個人開発をしつつサーバ等のインフラをAWSにしようと考えている方
 
個人開発と並行してCLFを受けてみたメリット
- EC2やS3を実環境で触りながら学習できたため実践的な知識が得られた
 - 個人開発にも使えるツールやシステムを学ぶことができる
 - インフラやセキュリティに対して意識が深まった
 - 開発による気分転換になった(これが特に大きかったです!)
 
個人開発の際に、ルートユーザーで作業を行っていたりストレージやセキュリティ、インフラ管理までなんとなくで作成していましたが実際に学ぶことで点と点がつながるような感じになりました。
逆に、デメリットは知識が増えたことによってAWSを使うときに色々なツールを使いたくなってしまう気持ちが発生しやすいことかと思います...(笑)
学習期間とスケジュール
〇期間:1週間
〇学習時間:平日2時間、休日4時間
〇個人開発でAWSを触っていたため、サービス名はふわっと理解したままスタート
実スケジュール:
1日目~3日目→ インプット・アウトプット(参考書)
3日目~6日目 → 模擬試験 + 間違えた部分の復習
7日目 資格受験
勉強方法
1週間の間の勉強方法について順を追って記載します。
1.参考書でAWSサービスの概要をざっと把握
CLFを勉強するうえで参考書を使いつつ基本的なサービスの概要を把握しました。
がっつり確認はせずに、さらっと一通り読むようにしています。
ただ、この段階でAWSのマネジメントコンソールを使いながら参考書に記載してあるサービスやツールの画面を見たりしています。
【参考書】
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版 (AWS認定資格試験テキスト) 
2.模擬試験を解いて苦手な領域を洗い出し
参考書を一通り確認したあとはUdemyの教材を購入しひたすら模擬試験を解きました。
全部で6回分(基本2つ、本番4つ)ありますが私は4回分(基本2つ、本番2つ)を繰り返し実施しました。
点数は80%になるまで何度もやり直しつつ記憶があいまいな内容は参考書やChatGPTに相談しつつ知識に定着するようにしました。
【Udemy講座】
【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
試験当日の流れと感想
試験当日は、会場試験を選択しました。
自宅受験だと、実施環境の準備が必要なのと実施中の態度も結構厳しく見られる(顔がカメラから見えないとダメらしい)らしいので会場試験にしています。
15分前の受付が推薦されていたので予定の30分前に受付をしましたが案内もスピーディで予定よりも早く受験することができました。(タイミングによるかもですが...)
問題は詳しく話せませんが、感覚的に模試をやり込めば7割~8割はいけるかもという印象です。ただ、それ以上を目指すのはそれなりの学習が必要になると思います。
今回のように、個人開発の片手間にやる場合はそこまでやらなくてもいい気もしました。
結果とスコア(735/1000)
今後やること
今回の資格取得の勉強によってAWSのサービスや考え方について体系的に学ぶことができました。個人開発へも還元でき非常に有益だったので頑張ってよかったなと思っています!
一先ず、開発をしつつ設計力の向上目標でもAWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)を取得予定です。
まとめ
個人的には、「資格取得=会社の報奨金や会社推薦でとる」のイメージが強かったのですが個人開発への還元を考えたときにそのまま使用でき非常にいい勉強になりました。さらには、すぐに実環境を触れて知識の定着にもなるので個人開発をしている方にはおすすめしたいと思っています。
次は、SAAかAzureも考えているので取得できたら記事にしようかなと思います!
