- この記事はAndroid 初心者向け Advent Calendar 2019 の13日目の内容です
はじめに
- Android Studio 4.0 Canary バージョンで新しいFragmentTempleteが追加されました。
- 追加されたTempleteを試してどのように適応されるか確認していきましょう。
事前準備
- Android Studio 4.0.5(記載時点の最新バージョン)
- 任意のAndroidプロジェクト
追加されたFragmentTempleteは?
Android Studio 3.5 | Android Studio 4.0 |
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LoginFragment
- 名前の通り、ログイン風UIが生成されるテンプレート
追加ファイル(View関連)
- LoginFragment.kt
- Viewを構成するFragmentファイル
- fragment_login.xml
- LoginFragmentで使用しているレイアウトファイル
- LoggedInUserView.kt
- 認証済みユーザー情報
追加ファイル(ViewModel関連)
- LoginViewModelFactory.kt
- LoginViewModelを生成する為のFactoryクラス
- LoginViewModel.kt
- ViewModelの処理を実装しているクラス
- LoginResult.kt
- Repositoryの処理を返却するためのデータクラス
- LoginFormState.kt
- UIの入力状態を返却するためのデータクラス
追加ファイル(Model関連)
- LoginRepository.kt
- Repositoryの処理を実施するクラス
- LoginDataSource.kt
- ログイン処理を実施するクラス
- LoggedInUser.kt
- ログイン情報を返却するデータクラス
- Result.kt
- DataSourceからの処理結果を返却するクラス
良い点
- MVVMを意識した形でクラスの構成がされている
- ログイン処理の役割を分担をどうするか参考に
- ログイン結果をResultクラスの形で返している部分が
SettingFragment
- 設定画面を簡単に生成できるテンプレート
注意
-
テンプレート適応後に必要となるライブラリの設定が書き込まれないので注意
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app/build.gradle
に以下を追加する必要があります
dependencies {
implementation 'androidx.preference:preference:1.0.0'
}
追加ファイル
- SettingsFragment.kt
- PreferenceFragmentCompat を継承したクラス
- XMLのレイアウト要素を読み込ませることで、画面が作成される
- root_preferences.xml
- レイアウト要素を構成しているファイル
- 各要素の
key
を元に自動的に設定が保存される
良い点
- PreferenceFragmentCompatがすぐ理解できる
まとめ
- すべてのFragmentTemplateを試すことはできていませんが、実装の参考にすることはできると思います!
- 気になるテンプレートがあれば試してみましょう。
これからも楽しいアプリケーション開発を