内部の配線について
Rasberrry PI本体はボートに搭載しました。次は各コンポーネントを結ぶ配線が必要になります。最初はジャンパワイヤを一本一本つなげて対処していたのですが、すぐにぐちゃぐちゃになってしまい収集がつかなくなります。そのため配線にコネクタをつないで機能毎に纏めました。こういうのをハーネスと言うそうです。
ハーネスの作成
ハーネスの製作にはケーブル、コネクター、工具が必要です。
ケーブル
ケーブルの規格
ケーブルの太さに規格があり、AWG(アメリカ規格)、SQ(JIS規格)の2つがあります。AWGの方が一般的らしいのでAWGで話を進めます。
ケーブルの太さ
ケーブルの太さは規格化されていて(AWG1~AWG40)、数字が小さい方が太くて流せる電流が大きいです。この辺は下記のサイトに纏めれています。
バッテリースペース AWG 導線のサイズと許容電流について
今回は1.5A流せれば十分なので、AWG27以下であれば対応する事になります。しかしあまり細すぎるとコネクターを取り付けづらいので、少し太めのAWG24を選択しました。買ったのはこれです。
協和ハーモネット UL耐熱ビニル絶縁電線 黒白赤黄緑青茶 各2m UL1007 AWG24 2m <7>
ケーブルの色
電子工作のケーブル色に決まりがあるか調べたのですが、特に無いそうです。電源の+側が赤で、マイナス側が黒にするのが慣例のようです。
コネクタ
ケーブル終端に付けるコネクタはQIコネクタにしました。Rasberry PIのGPIOピンに直接さす事が出来ます。
【610個入】2.54mm ピッチ 雌ピン 圧着 ハウジング コネクタ ジャンパーワイヤケーブル 雄/雌ピンコネクタキット
工具
エンジニア 精密圧着ペンチ オープンバレル端子用 PA-09
コネクタの取り付け方法
以下のページを参考にして取り組みました
デジット 【Tips】電子工作でよく使う『QIコネクタ』の圧着方法
配線の整理
コネクター作成前に図に落としました。
解りずらいですね(苦笑)。自分の作業の役には立ったのでいいのですが、こういうのを綺麗に書ける人が羨ましい。
これを作ったことによって、大幅に配線の見通しが良くなりました。