はじめに
Node.jsとはサーバーサイドのjavascriptのプラットフォーム(実行環境)である。
javascriptは本来クライアントサイドで動作するプログラミング言語だが、Node.jsを使用することでサーバーサイドでもjavascriptが利用できるようになる。
公式サイト、またはOSのパッケージ管理ツールを使用してインストールすることでNode.jsが使用できる。
・公式サイト
・色々なパッケージ管理ツールでのインストール
クライアントサイドとサーバーサイド
🌟 WEBページをブラウザで閲覧する場合の仕組み
1. ブラウザ(クライアント)でURLを指定、サーバーにリクエスト
2. リクエストを受けたサーバーはページを表示するために
必要なhtmlやそれに関連するCSSやjavascriptをブラウザ(クライアント)に返す
3. クライアント側でそれらを受け取ることでWEBページが閲覧できるようになる
クライアントサイド
クライアントサイドの言語とは、クライアント(WEB上であればブラウザのこと)からサーバーにリクエストして得られた結果をブラウザで処理(表示)する際に使われる言語のこと。
javascriptがクライアントサイドの言語として挙げられる。
サーバーサイド
サーバーサイドの言語とは、クライアントに結果を渡すためにサーバー内で処理を行う言語のこと。
PHP、Ruby、Pythonなどの言語がサーバーサイドで使用される。
npm
npmとはNode.jsのパッケージを管理するツールで、Node.jsをインストールすることで自動的に使えるようになる。
ここでいうパッケージとは、あらかじめ用意されているNode.jsの便利な機能をまとめたもののこと。
npmで様々なパッケージのインストールやアップデートをコマンドラインから行うことができる。
npmでインストールされたパッケージはnode_modules
ディレクトリにインストールされ、package.json
ファイルで管理ができる。
npmのインストールの種類
npmでパッケージをインストールするにはグローバルインストール
とローカルインストール
の2種類の方法がある。
グローバルインストール
npmをインストールした場所にパッケージがインストールされる。全てのプロジェクト(フォルダ)でインストールしたパッケージが使用できるようになる。
↓下記コマンドを打ち込むことでグローバルにインストール
npm install -g パッケージ名
ローカルインストール
任意のプロジェクト(フォルダ)内にだけパーケージをインストールする。インストールしたプロジェクト内でしかパッケージが使用できない。
↓下記コマンドを打ち込むことでローカルにインストール
npm install パッケージ名
npm コマンド色々
npm install は npm i と省略して記述することもできる
* 作成したものを動かすために必要なパッケージをインストール
(package.json の dependenciesに追加される)
npm i -S
* 開発に必要なパッケージをインストール
(package.json の devDependenciesに追加される)
npm i -D
* パッケージのインストールリスト
npm list
* パッケージをアンインストール
npm rm
* node_modulesフォルダを削除
rm -rf node_modules