BambuLabが7月にセールやってたので色々考えた結果買いました。
購入後1ヶ月に何したかと覚えときたいことの備忘録です。ご興味があればどうぞ。
購入前の調査と何買ったかの話
FlashforgeのAdventure3を何年か前に買って使っていたが、
- ABS樹脂の底面の端っこが反る問題
- 刷るの遅い
- 今の最新機種機能が羨ましくなった
P2Sを考えてたけど、
- デュアルノズル
- アクティブチャンバー(能動的に温める機能により高熱を必要とするフィラメントが反りにくくなる
- メンテナンス性
でx2dコンボを買うことに。
調査まとめエクセル↓
https://docs.google.com/spreadsheets/d/10c8gIvIh9dDkhpXKSLKi8E6KaS6Znd0bMruA1xQVZvY/edit?usp=sharing
3dプリンタ周りのセットアップ
開封直後にしたことや開封動画はつべにいろんな人のが転がってるので検索してみればいいかと思います。機種に合ったwikiはまず真っ先に最後まで見るべきかなと思いました。みました。
まず持ってるフィラメント入れるスプールホルダーがAMSpro2とHTと乾燥機で2個入るものを所持してます。フィラメントトラックスイッチというフィラメントを自動で切り替えてくれる追加のデバイスを用いています。これもセットアップが面倒でしたがもう慣れました。そしてこいつのせいでよくわからん警告が出ているが今のところ問題がないです。
あとビルドプレートはエンジニアリングとダイヤのキラキラ模様がつくプレートを追加しました。
MakerWorldという3Dモデルの共有サイト見ると3Dプリンタ周りに色々吊り下げたり持ち上げたりしたい人数多いらしく改造パーツが色々アップロードされています。その中で選別して採用したのが以下のリスト内のものです。(フィラメントの消費をしすぎない傾向で検討してました)
改造パーツリスト↓
| パーツ | 説明 |
|---|---|
| AMSフラップ | 本体上部に乗せたamsを固定しフラップで持ち上げる。上部ガラス外してメンテやTPUダイレクト供給しやすい |
| フィラメントトラックスイッチマウント | フラッパーの固定具が干渉してデフォマウントがつかないので |
| poopスライダー | ゴミ箱目掛けてフィラメントゴミが流れる |
| 前面ガラス扉用skadis | 有効ボードの穴が縦長のIKEAで売ってるようなので色々吊るす |
| skadisクリップ | 熱いビルドプレート取り出す用キャンプ用革グローブを吊るす |
| skadisカッター入れ | 糸引きの取り除き用カッターを収納 |
| skadisフック | スクレーパーを吊るす |
| 直接供給用amsHTマウント | TPUを湿気から守りつつトップのガラスパネル開けてダイレクト供給するための運用が可能になるAMS HTの固定具 |
| 外部排気ダクトノズル | 高熱素材の異臭を外に逃す用 |
| 排気用窓パネル | 高熱素材の異臭を外に逃す用 |
| 小型スプールアダプター | 標準の1kgのサイズはだいたい回りますが、500Gとか250Gとか小さめスプールだとamsに入れるとサイズ合わないと回らないためアダプタが必要 |
上記は以下の公開コレクションに登録しています
https://makerworld.com/ja/collections/31468769-3dprinter


↑排気窓パネルはレーザー加工機と兼用。インラインファン挟んでると逆流しようがなく確実というか、レーザーやエアブラシ塗装などでも排気が要るケースにめっちゃオススメ(必須と言ってもいいかも)ですね。
ダクトファン 排気ダクト ダクトファン 4in 風量310m³/h
雑貨の印刷
色々刷りすぎていてなんかどれを紹介したものかという感じですが。実用品が多いかも。

↑クイックルワイパーマジックテープタイプぞうきん以外を巻いて固定する本来はテント固定用のタープクリップ
あと猫コレクション↓(グルーミングブラシが好評でした)
https://makerworld.com/@smallpalace_jp/collections/31556077?appSharePlatform=copy
TPUの運用
特殊な性質の柔らかいフィラメントなので割と扱う手順が複雑でした。
この備忘録を書こうと思った主因です。用いたのはTPU90A透明ブルーです。
1.ノズルの種別について
x2dについてるメインノズルはダイレクト供給用で補助ノズルはなんか仕組みが違うらしく速度と精度がいまいちなのでTPUは使うことができない
2.TPU供給経路
柔らかいのでAMSとか使えないので上のガラス開けてノズルの一番近くについてるフィラメントがとおるチューブ外してそこにTPUフィラメントを指してダイレクト供給しなければならない
3.コールドプル
既存のフィラメントがノズルに残っている場合に押し出すことができないのでコールドプルというノズル温めて他のフィラメントで刺して押し出すという手順を踏む必要がある
4.フィラメントトラックスイッチを外す
AMS類が使えないので、既存のトラックスイッチの6ピンケーブル外してメインノズル側に外部供給としてTPUフィラメントを手動登録する必要がある
5.スプールマウント
上部ガラス蓋開けたところから供給するためにスプールを置く場所をどうにかする必要がある(HTマウントを刷って固定した)
6.スライス
Bambu Studio(メーカー公式スライサー)側でフィラメントを同期してTPUでスライスする前に速度が出ないようにと糸引きを回避するために以下の設定を定義する必要がある
- 最大体積速度: 2.5 mm³/s(詰まり防止・安定化)
- リトラクト時の Z hop: 0 mm(糸引きの根本的な抑制)
- ウォールの交差を回避: オン(糸引きを内側に隠す)
↑は最大体積速度とリトラクト時のz hopはTPUフィラメント側の設定、ウォールの交差回避はプロジェクト全体の品質のあたりから設定できます。
7.その他の設定
- 透明フィラメントだと内部のインフィルが透けるのであえて見せるという手もある
- サポートは初回で使わなかったが使うならPLAか専用のやつか水に溶けるやつでラフトインタフェースのみ等にすると補助ノズルの遅さを軽減になるがTPUだとどっちも遅いのでどうだろうなというところ
8.ビルドプレート
標準搭載のデフォのやつがおすすめ(ツルツルで模様つくやつは安定せず)
→その後液体スティックのりアラビックヤマトをダイヤモンド模様のスムースPEI/高温プレートにポンポン乗せてウェットティッシュで伸ばして塗る方法を試してみたところうまく行きました(GoogleChromeのAIチャット調べ)

写真のフィラメントはバンドがTPU90Aシルバーと、バックルはPETGガンメタリックシルバー。
9.HT内のスプールの向き
逆だとフィラメントを引っ張れないので向きに注意する
10.刷り上がった後外すタイミング
ビルドプレートの温度が40度以下になってから剥がさないとプレートが壊れる
11.後処理
ノズルを230度に温めでTPUを引き抜く
トラックスイッチを繋ぎ直す
HTとそのマウントパーツを元の位置に戻す、ガラス蓋を閉める
TPU98Aとかでエアレスで超バウンスするボール刷ったりできるっぽいですね。お湯まるでスーパーボール作るよりはなんかすごいのできそう。実家の猫のおもちゃとして壊れにくそうでいいなと思いました。
起きたエラーの数々と解決
- ごみ詰まりエラーはpoopスライダーを刷って下にゴミ箱を置いて解決
- Bambu Studio(メーカー公式スライサー)で最新のデバイスの状態が反映されないのはBambuHandy(スマホアプリ)にログインすると秒で解決
- 配置が近いとラフトがかぶって警告出るので位置調整する
- 電源オフオンでどうにかなることはわりと多い
- スパゲッティは配置調整しなおす、サポートをつける
- BambuHandyからだとサポートがつかないので形状とモデルの説明をよくみて判断する
- 底面定着しづらい場合にはエンジニアリングプレートに糊塗ったり、ラフトのブリム幅広げたり一層目をちょい厚くしたりする他にも定着しやすいビルドプレート調達など
- エラーじゃないけどマルチカラー印刷は切り替え時のフィラメントゴミが一層毎に生じる。ゴミが物凄い量増えるのを覚悟するか、2色までにして補助ノズルが遅いことを許容するかになる
- ノズルが外れない時はノズルを180℃に温めたのち電源切ってカバーと金具ロック外して速やかに真下に捻りながら引っ張ると抜ける。
もっとあるけど忘れたので思い出したら。
基本的には状況把握と予測や調査と試行をどうにかなるまで繰り返すだけというか、検索したりaiに聞く等やらかす前に推奨項目を調べ上げ傷が浅い範囲指定で試すようないつものかんじでまあなんとか。
フィラメントについて
種類
フィラメント特性
| 項目 | PLA | PETG | ABS | ASA | TPU | ナイロン |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 難易度 | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 価格 | 安 | 普通 | 普通 | やや高 | 高 | 高 |
| 強度 | 普通 | 高 | 高 | 高 | 中 | |
| 粘り | 低 | 高 | 高 | 高 | 非常に高 | |
| 耐熱温度目安 | 55~60℃ | 70~80℃ | 90~100℃ | 90~100℃ | 70~80℃ | |
| 屋外耐候性 | 弱い | 普通 | 弱い | 非常に強い | 普通 | |
| 反りやすさ | 少ない | 少ない | 多い | 多い | 少ない | |
| 削り加工 | ◎ | △ | ○ | ○ | × | |
| 塗装 | ◎ | △ | ○ | ○ | △ | |
| 接着 | 瞬間接着剤可 | やや難 | アセトン接着可 | やや難 | 難 | |
| 臭い | 少ない | 少ない | 強い | 強い | 少ない | |
| 湿気 | 普通 | 吸いやすい | 普通 | 普通 | 吸いやすい | 超吸いやすい |
雑にいうと飾り物の類はPLA、バネとかネジなど剛性がいるならPETG以上、食洗機に入れたいならABS、屋外や車内で運用したいならASA、柔らかい素材として使いたいならTPU。
複雑な形状の構造物のサポートを水に溶かせるフィラメントもありますが今のところ導入は考えていない。
TPU硬さ別まとめ
| 硬さ (Shore A) | 硬さイメージ | AMS適性 | 価格傾向 | 主な用途 | 作品例 |
|---|---|---|---|---|---|
| 60A~70A | シリコンゴム並みに柔らかい | ❌ ほぼ不可 | 高価 | 超ソフト・グリップ | パッド、クッション、衝撃吸収材 |
| 75A~80A | とても柔らかい | ❌ 非推奨 | やや高価 | フレキシブル部品 | ソックスシューズ、柔軟ジョイント |
| 85A | 柔らかい | ⚠️ 機種・送り経路次第 | やや高価 | 履物・プロテクター | ソフトケース、グリップ |
| 90A | 柔らかいがコシあり | ⚠️ AMS非推奨(直出し推奨) | 標準~やや高価 | バンド・履物 | Apple Watchバンド、サンダル、スマホケース、ガスケット |
| 95A | 標準的TPU | △ 一部AMS対応品あり | 標準 | 汎用 | RCタイヤ、ケース、ダンパー、ヒンジ |
| 98A | やや硬め | ○ AMS対応品あり | 安め | 機械部品 | ギアカバー、キャスター、治具、保護カバー |
| 64D (≒100A以上相当) | かなり硬い | ◎ AMS可 | 標準 | エンプラ寄り | 機械部品、治具、ブラケット |
- X2Dで90A TPU多色印刷ができない
「デュアルノズルだからTPU多色できる」と思いがちですが、X2Dではできません。
理由はAMSではなく、補助ノズルの構造です。
| ノズル | エクストルーダー | 90A TPU |
|---|---|---|
| メイン(左) | ダイレクトドライブ | ○ |
| 補助(右) | ボーデン式 | ❌ 使用不可(警告表示) |
デュアル以上ダイレクトな機種は以下があるけど軒並みサイズが大きいので置き場所がアレですかね。マルチカラーが無理ならそれぞれ刷って片方の整形中に一時停止で組み合わせるとかは構造を工夫すればいけるだろうなくらい(サンダルのバンドを先に刷ってソールの途中でセットとか)。
Bambu Lab H2D
Bambu Lab H2S
Bambu Lab H2C
Prusa XL
Snapmaker J1
Snapmaker J1s
Snapmaker U1
- TPUフィードアシスト対応まとめ(Bambu Lab)
フィラメントをamsに入れて送るのを補助する追加デバイスがあるんですがちょい調べたら以下のような感じ。上部開けてダイレクト供給しなくていいというのがメリットになるかな。ただ、デバイスの材料が届くのでそれを自作して組み上げて取り付けるという工作大好きみたいなタイプに向いてる感じがしますね。多分できるし初期配置ちょいめんどくせえけどその後が楽になるのかなという感想。それとTPU用の大量に早く刷れるノズルもあるけどそっちも改造レベルで戻すのが面倒そうなのでそれ専用機にする感じじゃないとめんどくさそうだなみたいな動画を見かけた気がしますね。
| 機種 | AMS | フィードアシスト | 対応フィラメント(目安) |
|---|---|---|---|
| X2D | AMS 2 Pro | ○ | TPU 85A〜95A(対応範囲内) |
| H2D | AMS 2 Pro | ○ | TPU 85A〜95A(対応範囲内) |
| P1S | AMS 2 Pro | ○ | TPU 85A〜95A(対応範囲内) |
| X1C | AMS 2 Pro | ○ | TPU 85A〜95A(対応範囲内) |
| A1 | AMS Lite | × | フィードアシスト非対応 |
| TPU硬さ | AMS | フィードアシスト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 60A〜70A | × | × | 直出し推奨 |
| 85A | △ | ○ | 機種・メーカー依存 |
| 90A | △ | ○ | 代表的な対象 |
| 95A | ○ | 不要な場合も | 比較的送りやすい |
| 98A | ○ | 不要 | ほぼ通常フィラメント感覚 |
乾燥の運用
フィラメントをちゃんと乾燥させないと糸引きという仕上げにカットや研磨が生じる面倒な感じになるので完璧に乾燥しながらの運用が必要。
- カメラ用の乾燥剤つくケースにしまう(パッキンは吸湿しないシリコン推奨)
- フィラメント乾燥機に乾燥剤入れてフィラメントをしまう。使うときにAMSへ入れ替える以外では絶対に出さない。
- ケースに収まらないやつは百均の乾燥袋に入れる
- スプール入れるケースに乾燥機能ついてるので乾燥する
- Amazonで買ったシリカゲル1キロをお茶パックなどの不織布やオーガンジーで自作した袋に小分けして入れて縫い付けたものをケースなどに入れて色がかわったら食品乾燥機で乾かして再利用(予定)
- 除湿機を稼働させる(室内干し用に持ってた)
可変積層ピッチ等積層痕を消す色々
スライスする前に設定での回避する方法は、可変積層ピッチ、アイロンなど。アイロンはしなる素材例えばPETGに使うのはやめた方が良さそう。
可変積層ピッチは重ねる層の厚みを臨機応変に変えることで等高線のような曲面の積層痕をなめらかにできる機能。印刷時間を短縮できるのでデフォで有効でいいのでは。
シームという1層ごとの継ぎ目を隠すスカーフシームは円柱形状で角寄せできず隠せない時に良さそう。ジョイントでやるとクリアランスがズレるらしく、調整がいるので条件付きスカーフジョイントのような機能があるらしい。
あと一層目をノズル径より大きい幅で押し出すとその痕跡が残りづらいらしいっすね。エンジニアリングプレートとか表面をなめらかにさせるためのビルドプレートを用いるなども。
パラメータの段階でファジースキンを使ってザラっとした表面にするとかも。透明フィラメントだとすりガラスみたいになってきれいに。
リストバンドとか肌に触れる質感を考慮すると控えめパラメータがいいみたいですね。
- Thickness:0.1〜0.2 mm
- Point Distance:0.6〜1.0 mm
あとは仕上げの段階ではサーフェイサーをふく、パテ塗る、研磨、とかになるようですね。
それと大前提として3cm以下の細かい表現が重要になるアクセサリーとかフィギュアやりたい場合は熱積層タイプじゃなく光造形タイプの3Dプリンタ使った方がいいですね(レジンの廃液処理がつど必要なことを許容できれば)。熱積層タイプのデフォの0.4mmノズルだとちょっとでっけーイヤリング程度が限界。0.2mmノズルでどこまでいけるかというところに。
メンテについて
一応目安のメモ
| 項目 | 頻度 | 何をする? |
|---|---|---|
| ガラス・庫内清掃 | 10~20時間印刷ごと | アルコール等でヤニや粉を拭く |
| ノズル点検 | 50~100時間 | 付着物除去、必要ならコールドプル |
| Z軸・リニアガイド清掃 | 月1回程度 | ホコリ除去 |
| グリスアップ | 3~6か月 | メーカー推奨箇所のみ |
| ベルト点検 | 月1回 | 緩み・摩耗確認 |
| フィルター点検 | 月1回 | 汚れ・目詰まり確認 |
| HEPA交換 | 臭い・風量低下や200~500時間程度が目安 | 使用状況次第 |
| 活性炭交換 | 臭いが戻ってきたら | 吸着能力は見た目では分からない |
3DCADについて
今使ってるのはfusionですね。
NomadSculptも気になっている。
brenderとかopenscad API連携パラメトリックモデルやAIにつくらせるやつとか色々あるみたいなのはツベで見たことある。
以下cad比較表
| ソフト | 価格(2026年頃) | 得意分野 | 苦手分野 | こんな用途におすすめ | 学習難易度 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Fusion | 個人利用無料(条件あり) | CAD・機械設計・寸法・治具・組立 | 有機形状・彫刻 | クッキー型、収納、ヒンジ、レーザー加工治具 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| Onshape Free | 無料(公開プロジェクトのみ) | クラウドCAD・パラメトリック設計 | 非公開設計 | PCを選ばず設計、共同作業 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| FreeCAD | 無料 | オープンソースCAD・機械設計 | UIが独特 | Fusionの代替候補 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| OpenSCAD | 無料 | プログラムで形状生成・パラメトリック設計 | 直感的なモデリング | サイズ違いの治具、クッキー型、ケースの自動生成 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| CadQuery | 無料 | Pythonによる高度なパラメトリックCAD | プログラミング知識必須 | ライブラリ化・大量生成・Git管理 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| build123d | 無料 | PythonベースCAD(CadQueryよりCAD寄り) | 情報量がまだ少ない | Pythonで本格的なCAD設計 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Nomad Sculpt | 約3,000円(買い切り) | スカルプト・彫刻・有機形状 | 寸法設計・機構設計 | 猫、植物、フィギュア、レリーフ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
| Blender | 無料 | モデリング・スカルプト・レンダリング・アニメーション | 機能が多く初心者は迷いやすい | 有機形状、3Dプリント、レンダリング | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ZBrush | 高価(サブスク) | プロ向けスカルプト | CAD設計 | フィギュア・原型制作 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
CADを始めるハードル
「立体を頭でイメージできないとCADは無理」と思う必要は一切ないです。
CADは“頭の中で完成形を回す能力”より、”操作の積み重ねで形を作る”作業です。
実際は以下の繰り返しです:
- スケッチを描く
- 寸法を入れる
- 押し出す・穴を開ける
- 3Dで確認する
- 必要なら修正する
3Dを想像できなくても、画面上の3Dビューで確認できます。
始め方(おすすめ)
いきなり複雑なものではなく、**「1個だけ作る」**でOKです。
例:
- スマホスタンド
- ネジ穴付きプレート
- シンプルなケース
学習方法(まずはYouTubeで十分)
- https://www.youtube.com/results?search_query=Fusion+初心者
- https://www.youtube.com/results?search_query=Fusion+チュートリアル
- https://www.youtube.com/results?search_query=Fusion+3Dプリンタ
ポイントはこれだけ:
全部覚えてから作るのではなく、作りたいものベースで調べる
参考になる公式・学習リンク
- Autodesk Fusion ヘルプ
https://help.autodesk.com/view/fusion360/ENU/ - FreeCAD Wiki
https://wiki.freecad.org/ - Onshape Learning Center
https://learn.onshape.com/ - OpenSCAD User Manual
https://en.wikibooks.org/wiki/OpenSCAD_User_Manual
有料講習について
課金予算があって、最初の操作で詰まる場合は講習で一気に理解すると楽です。
例えば:
「1〜2日だけ教わって、その後は自分で作る」という使い方など。
関東の無料または格安講習等
※開催状況は変わるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。
■ 大学・自治体等(講座は各市の「講座・イベント」検索へ)
■ FabCafe Tokyo(渋谷)
https://fabcafe.com/jp/tokyo/
デジタルファブリケーション系イベントあり
■ 板橋区立教育科学館
https://www.itbs-sem.jp/
工作・3Dプリンタ体験イベントあり
■ Fab施設検索(全国)
https://fabcross.jp/fab/
近くのFab施設・ワークショップ検索に便利
講習を探すときの検索ワード
- Fusion 講習 東京
- 3D CAD 初心者 講座
- Fab施設 ワークショップ
- ものづくり 講座 自治体
- 3Dプリンタ 体験
私自身何したかというと、ツベみる→本買う→cad研講習受ける、を数年くらい前に。最近はAIに使い方や推奨を聞いて嘘言ってそうな時はバージョン差や似たツールのこと言ってないかを気にしてみたり自分で調べたりなど。赤子レベルから園児レベルに多少なったかもしれない程度ですね。
まあ、最初からCADで頑張らなくてもInkscapeや AdobeIliustrator等で既存のラスタデータ(png/jpeg/bitmap等)のパスをトレースしてベクタデータ(svg/dxf等座標なのでスケール耐性がある)にしてからCADに取り込んで押し出したりもできますね。ハンコとかは初心者向きですね。
物理的に自作クッキー型とクッキーを作る備忘録
モノづくり・設計の考え方が学べる本
探したら出てきたやつ(技術図書)
-
- 設計・製造現場で起きた失敗事例を分析した定番書。「なぜ壊れたか」「なぜ失敗したか」を学べる。
-
- 宮大工の知恵が詰まった木組みの解説書。ネジを使わない固定方法やはめ込み構造は3Dプリントの設計にも応用しやすい。
-
- プロダクトデザインの名著。「使いやすさ」を設計する考え方が学べる。
-
- 電子工作の定番入門書。3Dプリントしたケースや治具と組み合わせる作品づくりにも発展させやすい。
-
- リブ、ボス、肉抜き、応力、ねじ、軸受など、機械設計の基本を体系的に学べる。
-
- 射出成形向けの本だが、リブやボス、肉厚設計など3Dプリントにも共通する知識が多い。
-
- CADで図面を描くなら一度は目を通したい定番。寸法記入や図面の読み書きを学べる。
まとめ、感想
雑にまとめると、欲しいモノが売ってないからって諦める必要性が薄れてきた感じもあり、しかしそれを本当に欲しいのかを自分に問いただす重要性もあり、バランスよくいかないと無限に時間が溶けるいつものやつという感じがします。
MakerWorldのモデルをベースに改造するだけでもけっこう色々できてしまいます。 BambuStudio内でもオブジェクト追加してサイズ変えたり出来るし。あと探せば色々でてくるし探し方も改造手順や推奨パラメータもAIに聞くと意外と行けることは多いですね。モデル共有サイトの中毒性がだいぶ高くてちょっとニッチめなモデルに感謝の評価コメントすると陽気なコメントを返してくる海外勢が居て結構楽しいっすね。
ご覧いただきありがとうございました!



