meshmixerってubuntuに無いんかい!ってことで代わりを検索すると、blenderというソフトが見つかった.
恥ずかしながらも使ったことがなかったのでチュートリアルとしてコーヒーカップを作った.
バージョンが変わっており時間がかかったので備忘録用にメモ
動作環境
OS:ubuntu18.04LTS
完成品
下準備
blender公式サイトよりソフトをダウンロード
以下のようなページが開くので Download Blender 2.8.2aをクリック
ダウンロードしたファイルを/usr/local下で解凍
~$ xz -dc blender-2.82a-linux64.tar.xz | tar xfv -
PATHを通す
bashrcに以下を追記
~$ export PATH=/usr/local/blender-2.82a-linux64/:$PATH
sourceする
~$ source ~/.bashrc
これでターミナル上でblenderを打つとblenderが起動する
~$ blender
言語設定を日本語にする
お好みでblenderの英語を日本語に直しておきましょう.
一番上のEdit>Preferences...を選択すると以下のような画面が表示されます.
LanguageのEnglishをJapaneseに変更しましょう.
テンキーショートカットを有効にする
同じく設定画面の入力設定内のテンキーを模倣というタグにチェックを入れます.
こちらにチェックを入れることでテンキーのショートカットが効くようになります.
以上で下準備は終わりです.
コーヒーカップの作成
コーヒーカップ本体部分の作成
最初開いたときはこのような画面になっているはず
まずはdeleteでデフォルトで配置されている立方体を消して、円柱を生やしましょう.
画面の左上に以下のようなメニューが存在するので追加>メッシュ>円柱を選択することで円柱を配置することができます。
以下に示す三種類のモードをクリックして切り替えることで、左から頂点、辺、面を選択することができるようになります.
それではまず円柱の上面を選択しましょう.
一番左のマークを選択し、円柱の上面を左クリックすることで選択することができます.
選択ができていると円柱の上面がオレンジ色に変化します.
今回は上面を選択した後、辺選択モードに切り替えて円柱上辺を選択しましょう.
選択後は以下のような状態になっていると思います.
円柱上辺を選択した状態でEキーを押した後Sキーを押すことでコーヒーカップの内枠を作ります.
1キーを押し視点を側面に、その後Zキーを押しviewモードをワイヤーフレームに切り替えましょう.
その後、Eキー押したあとにZキーを押すことでコーヒカップの底面を作ります.
仕上げにスムーズシェードを選択し表面を滑らかにしましょう.
一気にコーヒカップっぽくなりましたね!
コーヒーカップ持ち手部分の作成
円柱を配置したのと同じ要領でトーラスを配置しましょう.
追加>メッシュ>トーラスで追加できます.
オブジェクトモードから編集モードに切り替えてトーラスをx方向に水平移動しましょう.
トーラスを選択した状態でGキーをした後Xキーを押すことで移動することができます.
3キーを押し側面視点に切り替え,Rキーを押した後で90を入力しましょう.
以下のようにトーラスが90度回転します.
1キーを押し正面視点に切り替えた後、全選択を解除し、マウスのドラッグでトーラスの半分を選択しましょう.
Xキーを押して辺と面のみの項目を選択し、半分を削除します.
辺や面が断面に少し残ってしまいますが、地道に選択し削除していきましょう.
削除した後Sキーを押していい具合に縮小しましょう.
トーラスを横にずらしたのと同じ要領でGキーを押し,Xキーを押して、持ち手を本体に結合します.
結合したらオブジェクトモードに戻り、本体と同じようにスムーズシェードをかけましょう.
コーヒーカップができました.
おまけで光のあたり具合を調節しましょう.
右上のメニューからレンダープレビューを選択します.
右上の4つの球の一番右です.
右下の電球を選択するとライトの種類や光の強さが右下のメニューから選択できます.
この設定はお好みでどうぞ.今回はライトの種類をサンにし、光の強さを5.0としました.
ライトの位置も選択することでオブジェクトと同じように移動や回転などができます.
F12でプレビューモードにすることができます.
プレビューモードにすると最初の完成品のような画面になります.
これからもっといろんな形状を作っていきたいと思います.