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xR Developers JapanAdvent Calendar 2018

Day 18

Blender初心者が、コーヒーカップをモデリングしてみる

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Blenderとは?

AR,VRなどで利用可能な3Dモデルの作成などが可能な、無料で利用可能なオープンソースのソフトウェアです。
使いこなせば、プロ仕様の3Dモデルや、アニメーションも作るのも夢じゃないそうです!
難点は、操作が少し複雑なので、使いこなすまでにはそれなりにまとまった時間が必要なことというくらいか...(師曰く、「最初の1000時間はチュートリアルじゃよ...」とのこと)

Blenderで作成された作品集:
https://cloud.blender.org/p/gallery/59819ee681191741ad07d283

環境

macOS Mojave 10.14.2
blender 2.79
ホイール付きマウス(必須)
テンキー(必須)

※マシンスペック
MacBook Air (13-inch, Early 2015)
プロセッサ 2.2 GHz Intel Core i7
メモリ 8 GB 1600 MHz DDR3
グラフィックス Intel HD Graphics 6000 1536 MB

参考

https://lowpolycat.com/blender-begginer01/
https://www.blender.org/

前提条件

BlenderがInstallされていることが前提になります。
https://www.blender.org/download/

初期設定

Blenderの初期設定をします。

Mac側の初期設定をします。

  • マウスのホイールボタン(ミドルボタン)は使いまくりなんですが、Macの初期設定だと、Mission Controlモードになってしまうため、それを解除しておきます。
    (画像貼り付け)

これで最低限の初期設定が完了です!

目標

コーヒーカップの3Dモデルを作成して、画像で出力します。
今回は下絵なしで、見本画像をイメージして作成します。

見本のイメージ画像↓
shitae.png

完成品画像↓
testtullyscup.png

カップ本体部分をつくる

新規ファイルを作成します。

  • Blenderを開いて、ファイル > 新規 > スタートアップファイルの読み込み をクリック
  • デフォルトで、立方体が配置されていますので、Blenderの画面上で Xをクリックして、削除します。

スクリーンショット 2018-12-18 8.10.40.png

円柱を配置します。

  • shift + A を入力 > メッシュ > 円柱をクリックします。すると、円柱が追加されます。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.12.36.png

  • オブジェクトモードから、編集モードに切り替え => A を入力して選択を解除します。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.16.12.png

  • 7を押して、トップビューに切り替え => alt + 左クリックで、円柱のトップの辺を選択します。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.18.53.png

  • 辺を選択した状態で、E をクリック > 円の部分を複製 > S をクリック > マウスを動かして内枠を作ります。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.20.51.png

  • 表示をワイヤーフレームに変更します。(オブジェクトの内部がみやすいため)

  • テンキーの、1 をクリックして、正面からのビューに切り替えます。

  • 内枠になる部分を選択したまま、再度Eをクリック > Z をクリックして、マウスを下方向にまっすぐ動かすと、コップの内側ができます。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.22.58.png

  • 最後に、ツールシェルフ(左側のウィンドウ)のスムーズをクリックすると、質感がよりなめらかになります。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.26.07.png

カップの取っ手部分をつくる

  • shift + A を入力 > メッシュ > トーラスをクリックします。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.28.17.png

  • 編集モードに変更 > Aをクリックして、全選択モードを解除します。(先程の円柱と同じ感じです。)

  • テンキーの3を入力して、右側面部からの視点に切り替えます。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.29.34.png

  • R を入力したあとに、 90 を入力して、トーラスを90度回転させます。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.31.25.png

  • Bをクリック > 左クリックを押したまま、トーラスの左半分を選択 > X を入力して、左半分を削除します。(頂点を削除、1回で削除できない場合は、同じ操作を2回繰り返して完全に削除してください。)
    スクリーンショット 2018-12-18 8.36.25.png

  • Sをクリックして、カップ本体の大きさに合うようにマウスで適度に調整します。

  • オブジェクトモードに戻して、右半分をカップ本体にくっつけます。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.40.21.png

色を設定する

  • それぞれのオブジェクトを選択した状態で、プロパティウィンドウ のマテリアルをクリック > 新規追加 をクリックします。今回は、デフォルトの光沢と、白色そのままの設定しておきます。

光の当たり具合を調整する

  • オブジェクトの表示をレンダーモードに変えて、光の当たり具合を確認してみます。いまのままだとたぶん光がうまくあたっていなくて、暗すぎると思われます。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.43.02.png

  • 光オブジェクトをクリック > プロパティウィンドウのランプ を、「サン」を選択します。

  • R を押して、光の角度を調節できます。

  • ここでは、カメラ側から光を当てるようにしてみます。

  • オブジェクトのモードをレンダーにすると、レンダーした状態のプレビューが表示されますので、そちらを確認しながら光の当たり具合を調整するといいと思います。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.48.00.png

カメラを設定する

  • プロパティシェルフの「カメラをビューにロック」にチェックを入れます。
  • 0(ゼロ)を入力すると、カメラビューに切り替えられます。
    スクリーンショット 2018-12-18 8.49.38.png

レンダリングした画像を出力する

  • F12 を入力するとレンダリング画像が表示されます。
  • 画像 > 画像を出力で、レンダリングした画像の出力ができます。

以上で終わりです!お疲れ様でした〜!

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