★上記の環境構築は①で済んでいるので、SIPpシナリオ作成し、WAV音源をRTP Streamに載せて送信できるところまでをメモ★

■作業の流れ

① SIPpデフォルトシナリオとして uac が存在するので、任意のディレクトリにエクスポート
② WAV音源の準備（※今回は、Codec：g711 ulaw）
③ エクスポートしたuac.xmlシナリオにrtp_streamを追加
④ tcpdumpコマンドで RTP/SIPキャプチャ、SIPp実行スクリーン上でのRTP Packet 送信の確認

■実際の作業内容

① SIPpデフォルトシナリオとして uac が存在するので、任意のディレクトリにエクスポート
　sipp -sd uac > uac.xml
　※今回は、着側からRTPを送信しないので　uas はエクスポートしない。

② WAV音源の準備（※今回は、Codec：g711 ulaw）
こちらからいただきました。
SPECIAL THANKS‼
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soxiコマンドでコーデック確認します。
G711 u-lawであることが確認できます。

# soxi dtmf-star.wav
Input File : 'dtmf-star.wav'
Channels : 1
Sample Rate : 8000
Precision : 14-bit
Duration : 00:00:00.20 = 1600 samples ~ 15 CDDA sectors
Sample Encoding: 8-bit u-law

③ エクスポートしたuac.xmlシナリオにrtp_streamを追加

参考：Media/RTP command

★200 OK 後の ACKの下にpauseタグがあるので、その部分にrtp_streamを追加★
</send>


<pause milliseconds="3000"/>
<nop>
<action>
<exec rtp_stream="dtmf-star.wav,1,0"/>
</action>
</nop>

④ tcpdumpコマンドで RTP/SIPキャプチャ、SIPp実行スクリーン上でのRTP Packet 送信（※赤枠）の確認

tcpdump -i any -v -s0 udp -w [output filename]

SIPp実行コマンド

uas側
sipp -sn uas
uac側
sipp -sf uac_wav.xml -p 5061 -r 0 -i [local ip address] [destination ip address]

RTP/SIPをキャプチャしたファイルをWiresharkで開いてみる。
赤枠部分でRTPがG711 PCMU（u-law）で送信していることが確認できる。
　※Wiresharkの機能で音も聞けるので、実際の音を確認する場合はそちらを使用する。

以上