Pyhtonの基礎復習はこれだけ ~1~

0.超基本事項

演算子

• //　　割り算の余りの整数部分
• %　　割り算の余り

1.Pythonで使う主な関数

基本事項

• print( )　:出力
• input( )　:入力
• int( )　　:整数
• str( )　　:文字列
• float( )　:浮動小数点
• len( )　　:文字数、要素数

応用

• input()関数の応用

変数に複数の値を入力する時に便利。

a, b, c = (int(x) for x in input().split())
# 12 14 15 のように入力する
print(a + b + c)
41

• len()関数の応用

リストの値の数を数えるのに使う。

spam = ['cat', 'bat', 'rat', 'elephant']
len(spam)
3

その他の関数

• abs( )　　:絶対値
• round( )　:四捨五入　※厳密には異なる

round(123.456, 1)
123.5
round(123.456, 2)
123.46
round(123.456, 0)
123.0
round(123.456, -1)
120.0
round(123.456, -2)
100.0

• range( )　　:forループによく使われる。

for i in range(5):
    print(i)
0
1
2
3
4

range( )関数の開始、終了、ステップ引数
開始と終了
第1引数は開始値を表し、第2引数は終了より1大きい数を表す。

for i in range(12, 16):
    print(i)
12
13
14
15

第3引数は繰り返しのたびに増やしていく変数の値を表す。

for i in range(0, 10, 2):
    print(i)
0
2
4
6
8

2.フロー制御

if文、else文、elif文

name = input()
if name == 'Alice':
    print('やぁ、Alice。')
elif age == 12:
    print('Aliceじゃないね、お嬢ちゃん。')
else:
    print('あなたは誰ですか？')

whileループ、forループ

• whileループ

i=0
while i < 5:
    print(i)
    i = i + 1

• forループ

for i in range(5):
    print(i)

• while,forループではbreak文、continue文が使える。

break文　ループから外れる。
continue文　ループの先頭に戻る。

importモジュール

• import sys

sys.exit()　プログラムを終了させる。

• random.randint　第1,2引数はランダムで出す値の範囲を表す。

import random
for i in range(5):
    print(random.randint(1,10))

• import math　数式を使えるようにする。

math.floor　ガウス記号（それを超えない最大の整数値）

import math
math.floor(5.95)
5
math.floor(-5.95)
-6

3.関数

関数の定義

def文　関数を定義することができる。return文を使って戻り値を指定できる。

def hello(name):
    print('Hello' + name)
hello('Alice')
Hello Alice

キーワード引数

• , end=''　改行をなくす。

print('Hello', end='')
print('World')
HelloWorld

• , sep=''　区切り文字を入れる。（初期はスペース）

print('cats', 'dogs', 'mice', sep=',')
cats,dogs,mice
# 通常は以下のようになる
print('cats', 'dogs', 'mice')
cats dogs mice

ローカルスコープ、グローバルスコープ

• ローカル変数はグローバルスコープから使えない。
  • グローバル変数はローカルスコープから使える。
• ローカルスコープでは他のローカルスコープの変数を使えない。

grobal文　ローカル変数をグローバルスコープで使えるようにする。

def spam():
    global eggs
    eggs = 'spam'
eggs = 'global'
spam()
print(eggs)
spam

例外処理

例えば以下のプログラムを実行したとき、次のエラーが生じる。
try節とexcept節を用いると特定のエラーを回避することができる。

def spam(divide_by):
    return 42 / divide_by
print(spam(2))
print(spam(12))
print(spam(0))
print(spam(1))
# これを実行すると以下のエラーになる

21.0
3.5
Traceback (most recent call last):
  File "C:\Users\t\Desktop\programming\Python\error.py", line 5, in <module>
    print(spam(0))
  File "C:\Users\t\Desktop\programming\Python\error.py", line 2, in spam
    return 42 / divide_by
ZeroDivisionError: division by zero

ZeroDivisionErrorを回避するには以下のようにtry節とexcept節を入れる。

def spam(divide_by):
    try:
        return 42 / divide_by
    except ZeroDivisionError:
        print('不正な引数です。')
print(spam(2))
print(spam(12))
print(spam(0))
print(spam(1))
# 実行すると以下のようになる
21.0
3.5
不正な引数です。
None
42.0

エラー

• ValueError　　　　　非整数の時
• ZeroDivisionError　ゼロによる除算

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