MCP 70-532 Developing Microsoft Azure Solutions に合格したので、勉強方法等を書き溜めます。
MCP 70-533 の体験記は以下リンク
MCP 70-533 受験体験記
MCP 70-534 の体験記は以下リンク
MCP 70-534 を受験しました
試験の傾向は?
問題:31問
試験時間:150分
試験の流れは以下の4部作でした。それぞれ次のセクションに進むと見直しはできなくなるので要注意です。
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ケーススタディ:7問
- 架空の企業システムの概要や問題点が提示され、解決策やより良い手法を回答する形式です。
- 半分くらいはコードの穴埋め問題でした。
- 企業の背景やシステム要件に加え、C#のコードがいくつか提示されます。
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2択問題:3問
- ある問題に対する答えが正しいか正しくないかの2択です。
- ここは全て似たような問題で、1問進むと前に戻ることができません。
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1問1答:15問
- よくある4択、5択くらいの出題です。
- 3割くらいはコードの穴埋め問題でした。他は70-533や534で問われるような最適なソリューション(開発者寄り)を答えるような問題です。
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ケーススタディ:6問
- 1番始めに出題されたケーススタディと似たような傾向でした。
Azureソリューションの開発という試験名の通り、3割~4割はコード(C#/AzureSDK)の穴埋め問題です。が、それ以外のソリューションアーキテクトな問題も半分以上出題されたのは意外でした。
公式サイトの試験範囲を把握する
毎度のことですが、まずは範囲を把握しましょう。
[公式サイト]
Developing Microsoft Azure Solutions
- Azure Resource Manager 仮想マシンの作成と管理 (30 ~ 35%)
- ストレージとデータ戦略の設計と実装 (25 ~ 30%)
- ID、アプリケーション、およびネットワーク サービスの管理 (15 ~ 20%)
- Azure PaaS コンピューティングと Web/モバイル サービスの設計と実装 (25 ~ 30%)
試験範囲は広いですが、(たまたまかもしれませんが)533/534に比べると出題されなかった項目が多かったなという印象です。
VM/Storage/AD/Network/可用性 あたりはどの試験でも必ず出てきますね。
ドキュメントを読み漁り、実際に動かしてみる
これも他の試験対策と同じですね。
とにかく出題範囲のものは触ってみるに尽きます。
インフラエンジニアな私は、これにプラスしてC#の学習をしました。(といっても、入門本を読んだくらいですが)
まとめ
インフラエンジニアにとっては中々難しい試験だと思いました。
コード問題は正直これかなーと雰囲気で選択して、たまたま当たった問題も多くあったかと思います。
533/534を経ていたことで、Azureにおける可用性や主要サービスは既に理解していたので、そのあたりの取りこぼしがなかったことが大きかったと思います。
難易度は70-533/534よりも高いです。
時間は20分くらい余ったものの、533/534よりも余裕はなかったです。
ペース配分をきちんとしないと危険ですね。
70-532/533/534の3つを取得できたので、目標としていた MCSE:Cloud Platform and Infrastructure に認定されました。
MCSEへの道のりは、533→534→532 の順でした。
難易度は低→高でしたし、534/532の受験時には過去の経験が活きたので、選択順は間違ってなかったなと思いました。
参考になれば嬉しいです。