この記事はenebularアドベントカレンダーの20日目です。
#概要
最近リングフィットアドベンチャーを買い、ハマっています。
痩せると話題になっていたので(※個人差はあります)、知っている人も多いはず。
私もリングフィットアドベンチャーを始めてから、代謝が良くなり汗をかくようになりました。
いつも閉め切った部屋でリングフィットをしているのですが、遊び終わったころにはめちゃくちゃ熱気がこもって部屋が暑くなるんですよね。
そこで今回はどれだけリングフィットで部屋の温度が上がったかを可視化してみます。
ついでに、温度変化によってガッキーから応援LINEが届くようにします。
##使うもの
enebularアドベントカレンダーということで、7月ごろにあったLINE Thingsハッカソンにてウフルさんよりenebular賞としていただいたどこでもセンサーを使います。(余談、そのときがenebularとの出会い)
■今回使うもの
・enebular
・どこでもセンサー
・LINE Messaging API
・リングフィットアドベンチャー
##①どこでもセンサーの設定
どこでもセンサーを使えるように公式マニュアルを参考に設定します。
設定が完了すると、どこでもセンサーの管理画面からこのように部屋の温度が取得できます。
設定の際、もしかしたらセンサーにWifi繋がりにくいかもしれません。
※2.4Ghz帯しか繋がらないので、注意してください。
##②どこでもセンサーとenebularを連携
こちらの記事を参考に、どこでもセンサーとenebularを繋げていきます。
PLANEXどこでもセンサーをenebularと連携してみよう
基本、参考記事にあるノードをimportをして、TokenやMACアドレスを設定するだけで10分ほどで設定は完了します!うまくいくとこのように、どこでもセンサーAPIからenebularに値が飛んできます。
##③enebularからLINEに通知
取得した値を数値によってswitchノードで分類し、その結果をもとにLINE MessagingAPIでLINEにプッシュします。
最初LINEノードでやっていたのですが、うまくいかず functionとhttp requestで制御したらうまくいきました。
###ガッキー制御
部屋の温度がだいたい16℃なので、17℃より低い場合はガッキーからの励ましLINEが届き、熱気で温度が上がってきたらガッキーからお褒めのLINEが届くように設定しています。
timestampで5分ごとにフローを実行し、その時の温度で判定します。
これで一旦完成。
#リングフィットやる
では、先ほどまで作った一連のフローを使って、リングフィットをやりつつ可視化していきます。
まずはリングフィットの準備をしていきましょう。
ちょうどウフルさんからいただいたenebular developer Tシャツがあるので、せっかくだし着替えます。
準備完了しました。半袖なのでめちゃくちゃ寒いです。
今から1時間ほど運動していきましょう。
こんな感じで運動していきます。
#リングフィットアドベンチャー #RingFitAdventure #NintendoSwitch pic.twitter.com/9BvuS8DuWa
— sksk (@sksk_go) December 20, 2019
今回は3ステージほどこなして終わり。
けっこう動いたので、体も部屋も暑いです。
運動が終わるとこのようにゲーム画面で運動の結果を出してくれます。任天堂すごいな。
リングフィットのすごいところは遊びながらフィットネスができるだけではなく、ソフト側でも運動の実績を可視化できるところ。JOYコンに指当てるだけで脈なんかも計測できます。
※運動時間が30分ほどになっていますが、これは体を動かしているときしか計測されないので、実際は1時間ほどプレイしています。
##部屋の温度変化を観察
実際の温度変化をどこでもセンサー上で見ていきましょう。
果たして結果は。
※だいたい8時40分~9時40分の1時間が対象です。
おお!しっかり上がってますね!
16.3℃から18.5℃くらいまで上がりました!
(部屋閉め切っていますが、気温の変化もちょっとあるかもしれない)
部屋の温度が上がったので、ガッキーからも褒めてもらえました。
かわいい。
##最後に
まだあまり理解できてない部分もありますが、enebular面白かった。
今回enebularからLINE Botにつなげるときにちょっと時間かかりましたが、それでもかなり楽に繋げられました。ほぼほぼノンコーディングだし、enebularすごい。
もちろんリングフィットアドベンチャーも面白いので、これ見て気になった人は買いましょう。
普段座ることが多いエンジニアの人はぜひ。