Windows Server 2012にZabbixエージェント入れて監視するまでの設定方法です。Zabbixサーバは3.0です。
ダウンロード
Zabbixダウンロードページからエージェントをダウンロードしてきて展開しておきます。
設定
- 「confフォルダ」内の
zabbix_agentd.win.conf
をコピーしてファイル名をzabbix_agentd.conf
に変更します。 -
zabbix_agentd.conf
と「binフォルダ」内のzabbix_agentd.exe
,zabbix_get.exe
,zabbix_sender.exe
をCドライブ直下に移動します -
zabbix_agentd.conf
を状況に合わせて修正します
zabbix_agentd.conf
Server=(Zabbix server IP)
ServerActive=(Zabbix server IP)
#Hostname=[Hostname] (コメントアウトもしくはZabbixで表示するホスト名を設定)
HostnameItem=system.hostname (Hostnameをコメントアウトする場合はコメントアウト外す)
ServerActiveと、Zabbixの自動登録アクションを設定しておくと監視対象ホストに自動で追加することも可能です。
インストール
-
zabbix_agentd.exe
のプロパティの互換性タブから、「□管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れます (忘れるとこの後のコマンド実行時にエラーが出ます) - コマンドプロンプトで
C:\>zabbix_agentd.exe --install
と入力します - 「サーバーマネージャー」->「ツール」->「サービス」を開くと、サービスが並んでいる中に「Zabbix Agent」という項目があるはずですので、これを右クリックして「開始」を選択し、状態の表示が「開始」になればエージェントとしての起動は成功です
ファイアウォール
「サーバーマネージャー」->「Windowsファイアウォール」->「詳細設定」->「受信の規制」から、右側のペインの「新しい規則」でポート10050を追加します
監視設定
Zabbixの「設定」->「ホスト」からホストの作成
でホストを追加できます。Windows用のテンプレートが用意されているので、それを設定しておけばとりあえずは良いと思います。