この記事はHowtelevision Advent Calendar 2022 15日目の記事です。
14日目は @yamatmooさんの「コーディングインタビューやってます」 でした。
はじめまして。 現世でパンダになりたい ハウテレビジョンでデザイン全般をになっているたかだと申します。
もともとはLiigaを担当していましたが、今年に入り諸事情で外資就活にも手を伸ばし、さらにコーポレイトにも関わるようになりました。
Liigaのデザイナーからハウテレビジョンのデザイナーになった1年で、とても大きな変化でしたが、さすが後厄だけあって年の瀬に差し掛かろうかというこの時期に立ち退きを要請され引っ越しというおまけもついた2022年を生きています。
なんでパンダ?
20年間の社会人生活、田舎と東京を行ったり来たりしていて、4年前に3度目の上京をしたんですが、上京後半年くらい経った頃に、お庭のお掃除をする飼育員さんを邪魔する仔パンダの動画を偶然Twitterで見たんです。それがまたとてもかわいかったんです。
パンダといえば上野動物園だよな、そういえば赤ちゃんパンダ産まれたような気がする、行ってみようって軽い気持ちで行ったのがまずかったです。沼に落ちました。
最初に行ったのは2019年8月。パンダの名前も知らないし、なんか絶滅しそうなんだよね?くらいの知識でした。比較的空いているお昼時に行ったら見事に全パンダが寝てました。寝てるから空いてるんですね。最初に対面したのは仔パンダのシャンシャン。でかい…全然仔パンダじゃない!と思ったんです。そりゃ、すでに2歳ですからね。今思うととても恥ずかしい…。
当時、上野動物園ではパンダの様子をライブ配信していました(2020年末で惜しまれつつも終了しちゃったんですけど)。初回の惨敗をうけて、ライブ配信を見て研究を重ね、パンダの行動サイクルを叩き込み、2ヶ月後にリベンジを果たしました。やっとお顔を拝見できました。この頃には個体の見分けもできるようになり、年末には年パスを購入することになります。
しかし、年が明けて2020年2月29日から6月22日までの間、開園以来最長の臨時休園に入ります。再開後も撮影不可、再観覧不可といった制約があり、どこか牧歌的な雰囲気だったパンダ舎も殺伐とした雰囲気に変わりました。
1日に1度限り、約5分間。いくら年パスがあり、入園料はかからないとはいえ流石にコスパが悪いなということに気づき、パンダ以外の動物に目を向け出したのはこの頃です。
今でもパンダ中心なのは変わりないですが、アジアゾウやホッキョクグマ、ワオキツネザルなど、さまざまな動物に会いにいっています。
パンダは白黒で同じように見えるし、他の動物も体格に大きな差があれば違いがわかっても、ぱっと見どれも同じに見えるかもしれません。でも、ぼくたち人間と同じように、彼らにも個性があるんだなと。
そんな彼らにもっとたくさんの人たちに会って欲しいと思っていました。
パンダとハウ
ここからが本題。前振り長すぎました。
すっかりパンダ玄人になり、2021年4月にハウテレビジョンに入社となりました。
パンダが好きと自己紹介したところ、パンダ好きが他にもいらっしゃったことからじわじわと浸食しはじめます。
当時はコロナ禍による臨時休園や、再開しても整理券制の入園制限があったり、昨年誕生した双子パンダは抽選制となかなか高いハードルが設けられており、気が向いたからふらっといけるような状況にはありませんでした。
毎週土曜日の朝配布される整理券はまさに争奪戦で、週末の早い時間帯は配布開始から2分足らずで終了するほどで、軽い気持ちで取得することなどできませんでした。Macを2台、iPhoneもiPadも2台ずつ、デバイスを総動員して戦う日々が続き、入手できた整理券をもとに社内で行きたい方を募ったところ、思いがけず人気となりました。双子のパンダも同様にとにかく応募しまくり、当選したら同伴者を募りながら観覧するスタイルで行っていました。
僕にとって動物園はもはや日常ですが、たぶんそれはマイノリティで、大半の方の感覚としてはたぶん非日常なんでしょう。
パンダ以外の動物も含めて、園内を2時間くらいかけてみてまわると有意義な時間が過ごせるようです。
動物たちと過ごす時間は一期一会で、仕草や表情はその瞬間しか出逢えないものだと思っています。だから寝ていて動かなくても、背中を向けてご飯を食べていても、いいんです。また会いにいけば。
そのくらいのテンションでアテンドするんですけど、ビギナーズラックなのか、なかなかお目にかかれないシーンに出会えたりします。
双子パンダに会いに行ったある日、朝から天気がよく、気温も上がりはじめた頃に列に並んでいるとレイちゃんの回収シーンに遭遇です。だいぶ大きくなり、飼育員さんも重そうで大変に見えますが、まだ自我の目覚め前で大人しく屋内に回収されていきました。
個性を活かす
ハウテレビジョンで共に働くメンバーは、20代前半から40代以上と幅広い世代で構成されていますが、皆個性的で、各分野の知識が豊富な人たちが揃っています。これはキャリアという意味だけではなく、趣味や嗜好といったことにおいてもバラエティに富んだメンバーだなぁと思います。
ぼくはたまたまパンダをはじめとした動物でしたけれど、グルメな方、音楽が好きな方、さまざまな個性を持った方がその知見を活かしてコミュニケーションを図っています。
まとめ
デザインはどんなものにも必要とされるものだと思っています。心地よい体験を提供するべくPdMと膝を突き合わせて議論をし、狙いどおり実装してもらえるように開発メンバーとのすり合わせを行うのはいつものことですし、日々数字とユーザーファーストの狭間で戦う事業開発のメンバーともいかにたくさんのユーザーにサービスを触れてもらうかコミュニケーションは欠かせません。
また、僕たちが快適に仕事ができるのはバックオフィスのメンバーがいるからに他ならず、社内で必要な小さなものがあれば喜んで作ります。
デザイナーだからこそ、広い視野を持ち、文字通り全社コミュニケーションを進めていくべきだと考えています。
そんなハウテレビジョンでは共に働くメンバーを絶賛募集中です。
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軽い気持ちでエントリーお待ちしております。