結論
とりあえず Dockerfile で RUN yum ..... | true とすれば回避できる.
経緯
CoreOS が不安定要因らしき btrfs をあきらめて EXT4+OverlayFS にデフォルトを切り替えて数ヶ月.手元環境でも docker build で再起動なんてのが頻発していたので,再インストールを実施.いくつか余計な地雷は踏みつつも無事以降.負荷かけまくっても落ちないぜー,と喜んでいたら CentOS 系の build が通らない問題に遭遇.
Rpmdb checksum is invalid: pkg checksums: libXdamage-0:1.1.3-4.el6.x86_64
INFO[0669] The command [/bin/sh -c yum --enablerepo=rpmforge install -y lha] returned a non-zero code: 1
エラーはこういうの.なんかパッケージによって通ったり通らなかったりするところが謎い.
調査
でもって辿りついたのがこちら.どうやら問題自体はEXT4+OverlayFS特有らしく,CoreOSでなくても発生している模様.カーネルパッチ待ちなのかな.
回避策としては,Dockerfile で RUN yum ..... | true としてエラーコードを無理やり true にしてやること.これはコンテナ内での操作でも同様で ssh や exec bash でログインした時も yum に失敗することがあるので,-y install |true とかしてやるとインストールできる.
感想
CoreOS,チャレンジ精神はいいんだけど,いろんな落とし穴がありますね…….特にオンプレ運用してる人ってあんまいなくね?って感じが情報不足気味な原因かも.