概要

Google Hangouts Chat にスレッドを指定してメッセージをポストする方法をまとめました。

手順

チャットルームを作成
Webhookを設定
WebhookのURLを使ってメッセージをポスト
メッセージをポストした際のレスポンスから、スレッドの識別子を取得
WebhookのURLとスレッドの識別子を使ってメッセージをポスト

1. 新しいチャットルームを作成

割愛します。（後から追記するかも

2. Webhookを設定

割愛します。（後から追記するかも

3. WebhookのURLを使ってメッセージをポスト

WebhookのURLを使ってメッセージをポストします。

import requests

webhook_url = 'https://chat.googleapis.com/*******'

response = requests.post(
  webhook_url,
  json={"text": "送信テスト\n"}
)

結果はこんな感じ。

この方法で何度もポストすると、各メッセージが別スレッドに投稿されてしまいます。

4. レスポンスからスレッドの識別子を取得

メッセージをポストした際のレスポンスをプリントします。
text属性に、デコードされたレスポンスの内容が記載されています。

print(response.text)

この中の"thread"に記載されているスレッドの識別子をコピーします。

{
  "name": "spaces/***********/messages/***********************",
  "sender": {
    "name": "users/*********************",
    "displayName": "test_webhook",
    "avatarUrl": "",
    "email": "",
    "domainId": "",
    "type": "BOT"
  },
  "text": "送信テスト\n",
  "cards": [],
  "previewText": "",
  "annotations": [],
  "thread": {
    "name": "spaces/***********/threads/***********" ←ここ
  },
  "space": {
    "name": "spaces/***********",
    "type": "ROOM",
    "displayName": "test"
  },
  "fallbackText": "",
  "argumentText": "送信テスト\n",
  "createTime": "2020-02-18T14:33:38.083263Z"
}

5. スレッドの識別子を使ってメッセージをポスト

4.で取得したスレッドの識別子を使って、スレッドを指定してメッセージをポストします。

import requests

webhook_url = 'https://chat.googleapis.com/*******'
thread = "spaces/***********/threads/***********"

response = requests.post(
  webhook_url,
  json = {
      "text": "送信テスト\n",
      "thread": {
          "name": thread
      }
  }
)

すると、3.でメッセージを投稿したスレッドにメッセージがポストされます。

まとめ

Google Hangouts Chat にスレッドを指定してメッセージをポストすることが出来ました。

後書き

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