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【SwiftがWindows10に正式対応】WindowsでiOSアプリ開発を始めたかった

Last updated at Posted at 2021-02-27

業務ではJavaばかり書いているバックエンド開発者で、Swift初心者です。
今はWindowsが愛機なので先日のニュースを見て、手を出したいなと思っていたiPhoneアプリ開発。

Windows × iPhoneアプリ開発の入門記事はXamarinでやっていた時代のものばかりだったので、メモを残しておきます。

用意するもの

  • Window10のPC
  • Visual Studio 2019
  • Swift

Swiftインストール

https://swift.org/download/
swift toolchainをインストールします。

Visual Studio 2019 インストール

https://visualstudio.microsoft.com/
こちらより、(ライセンスを持っていないので)Community版をダウンロードします。
インストールの際は、以下のコンポーネントを入れます。

  • 必須

    • Windows 10 SDK (10.0.17763.0以上)
    • Windows Universal CRT SDK
    • MSVC v142 - VS 2019 C++ x64/x86 ビルド ツール (v14.25以上)
  • 推奨

    • Python 3 64 ビット (3.7.8)  …入ってるかつパス通せる人は不要
    • Git for Windows
    • Windows 用 C++ CMake ツール
    • JSON エディター

設定

Windows10だとPythonのパスを通してあげないと、swiftコマンドは何やってもエラーになるので以下をコマンドプロンプトから実行します。

path %ProgramFiles(x86)%\Microsoft Visual Studio\Shared\Python37_64;%PATH%

さらに、REPL(対話型のSwift実行環境)を使うためには、Swift toolchain→Windows SDKのアクセスを許可する必要があります。

set SWIFTFLAGS=-sdk %SDKROOT% -I %SDKROOT%/usr/lib/swift -L SDKROOT%/usr/lib/swift/windows
swift repl -target x86_64-unknown-windows-msvc %SWIFTFLAGS%

動いた!

これで動作確認をしてみます。

$> swift
Welcome to compnerd.org Swift version 5.3.3-dev (LLVM 3093af41dd, Swift 266905108e).
Type :help for assistance.
1> 1 + 2
$R2: Int = 3

Windows10でSwiftが動いたようです。やったね。

さて、Swift package managerを動かしてみるぞ!と思った矢先

swift package init
error: unable to invoke subcommand: C:\Library\Developer\Toolchains\unknown-Asserts-development.xctoolchain\usr\bin\swift-package ()

2021年2月27日現在、できないようです。非常に残念。
Swift Package Managerのサポートは近日中に、とのこと。待ちます。
できるようになったら記事更新します。


(2022年2月17日追記)
この記事、最新版一年も放置してしまいました。

2021年4月の以下リリースから、Swift Package Managerが対応したようです。
https://www.swift.org/blog/swift-5.4-released/

すばらしい!!!

実はこの記事書いたすぐあとにMac買っちゃったので自分は試しませんが、どなたか試した方はコメントしてくれると、ありがたいです。

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