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VCIAdvent Calendar 2022

Day 6

2022年におけるVRMとVCI環境導入について

Last updated at Posted at 2022-12-05

2022年におけるVRMとVCI環境導入について

はいどうも
VR SNS系で戸惑うのはSDK(ソフトウェア開発キット)の導入かと思います。
昨年も記事にしましたが、今年は動きがあったので今回も書いていきましょう。

因みにですが、プロジェクトに使用しているUnityやVRM、VCIのバージョンを上げる場合、
必ずバックアップを取っておきましょう。

またVRM、VCIは下位互換があるため、必ず最新である必要はありません。
変更点を確認してバージョンアップは必要に応じて行いましょう。

前提

○VRM

  • VRMで使用するUnityEditorのバージョンを確認しよう。
    ダウンロードはこちら。(https://github.com/vrm-c/UniVRM/releases)
    2022/11末現在、必要なUnityは 「2020.3.xx系」 となっています。
    UnityEditorはこちらをインストールしておきましょう。

 Unityバージョンは記載されていないことが稀にあります、
 その時は過去バージョンに記載されていないか確認しましょう。

1.jpg

  • UniVRMのダウンロード
    ではダウンロードして・・といいたいところですが、VRM0.x系VRM1.0系の2系統存在します。
    2.jpg

VRMは改良が続けられており、正式版としてVRM1.0が2022年9月にリリースされました。
VRM1.0はドキュメントやSDKとしての機能の改良が続けられており成熟中とも言えるかもしれません。

そして2022年11月時点において VRM1.0はバーチャルキャストのスタジオでは使用できません。
配信者のほとんどはスタジオで行われているため、凸したいときはVRM0.xを使用しましょう!

※VRM1.0はルームは使用できます。バーチャルキャストで使用できないというわけではありません。

  • プロジェクトの作成①
    プロジェクトから、「新しいプロジェクト」をクリックしましょう。
    3.jpg

  • プロジェクトの作成②
    ウィンドウ上部にある「エディターバージョン」から、 「2020.3.xx系」 を選択しましょう。
    その後、「プロジェクト名」を入力し、「プロジェクトを作成」をクリックしましょう。
    4.jpg

  • プロジェクトの作成③
    あれやこれやと自動で処理が進み、Unityが起動しました。
    画面下にある「Assets」にダウンロードしたVRMをドラッグ&ドロップにてインポートしましょう。
    5.jpg

その後、インポートボタンを押せば完了です。
6.jpg

○UniVCI

  • VCI前提バージョンを確認
    URLはこちら(https://github.com/virtual-cast/VCI/releases)
    Unityは 「2021.3.6f1」 VRMのときとバージョンが違うので注意してください。
    また、UniVCIには前提としてUniVRMが必要です。こちらは 「UniVRM0.101.1」 となっています。
    7.jpg

  • UniVCIダウンロード
    UniVCIとUniVRMをダウンロードしていきましょう。ページのちょい下にリンクがありますので
    それぞれダウンロードしましょう。
    たまにUniVRMのリンクが記載されてない場合がありますので、
    過去のUniVCIバージョンから読み取る必要があります。
    8.jpg

  • プロジェクトの作成
     基本的に上記にしたVRMと同じです。
     エディターバージョンは 「2021.3.6f1」 を選択しましょう。
    9.jpg
     え?「2021.3.10f1」になってるって?ナンノコトカワカラナイナ。

  • インポート
     それではUniVRM0.101.1をドラッグ&ドロップでインポートして・・
    10.jpg

 なんか警告文が出ました。意味は分からないですが「Yes, just for these files」でよいかと思います
11.jpg

 その後、UniVCIをインポートして・・
12.jpg

 環境設定変更しますか?と聞いてきますので「Accept All」をクリックしましょう。
13.jpg

 これで環境設定が完了です。

まとめ

 今年はVRM1.0リリースやUnityエディタのバージョンが上がったりと色々な事がありました。
 VR業界は常に変化が進んでいます。
 毎年がVR元年!

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