注意:この文章は私が音声ソフトで語り書きしており、話し言葉表現はご容赦ください。
結論:MS Copilotはショボい演技をさせられている
昨日までの私は、MS Copilotはショボくて使えないと考えていたのですが、今日考え方を変えました。人類がAI勉強しなさ過ぎて危なっかしいから、MS Copilotはブレーキ強めのAIサービスを提供せざるを得ないというのが結論です。
背景:MS Copilotも複雑な処理はできなくもない
今日たまたまMicrosoft Copilotを使ってOutlookでスケジュールを登録しようと試みたんですね。
結局できなかったんですよ。やっぱりね。
何ができなかったかというと、参加者を入れて会議予約っていうのはできたんだけど、参加者を入れて会議室を入れて会議を予約する、ができなかった。
アクション1つだったらできたんだけど、2つやろうとしたらできない、ということです。
またかよCopilot使えないなと思いつつも我に返ると、OutlookのCopilotってモデルを選ぶことができていて、GPT-5.5シリーズとClaude Opus、この2つが選べる。
で、まあ、諦め半分にOpusを選んで実行すると、この「参加者を入れて会議室も設定して会議を予約する」ってことが何事もなかったかのようにできた。但しこれは奇跡の一撃だったのか、再現性はないのですけどね...いったんこの結果を受けて「何かあるな、これ」という勘が働き、Microsoftが何らかのガードレールかブレーキをかけているだろうという風に考えて、調べていったというのが今回の話。
仮説:「AI素人レベル」層にMSCopilotは合わせてきているから
MS CopilotのGPTシリーズを使うと、まず会議室が空いていることを検索し、その後、会議室を取るというアプローチを2つのアクションに分割している。

で、結果的に会議室を検索するというアクションにおいて、なぜか部分的OKのresultが返る。この会議室でいいのかということを、私たち人間、尋ねている人間に確認するという、条件付きOKというresult。
私としてはそこで1回処理を止めて私に聞けばいいのに、処理を止めずに2番の会議室を取得するという方に進んじゃう。この会議室を取るというものについては、会議室を検索したresultがグリーンであれば走るという設定になっている可能性が高く、人間に尋ねないといけないという処理が残ったまま、会議室を予約するという処理が走ったとしても、できませんになる。
一方、Claude opusについては、この会議室を検索して会議室を取得するという処理をワンアクションでやってしまったからOkだったのだろう。別に検索して空いてるんだったら取ろうぜ、という常識的なアプローチになる。LLMの選択肢内でアクション、要は一番最初のプランニングが変わってくるってことになる。
MS Copilotが良くなるには私たちがAIを勉強することが必要
これが今日の結論、Microsoftは世界クラスで非常に素晴らしい企業であるのは間違いない。マーケティングも私の10000000倍頭のいいマーケターが担当する。その時に、ChatGPT、Gemini、Claudeというビッグ3がいる中で、イノベーターとアーリーアダプターには現段階ではMicrosoftのサービスは刺さらない。でもマーケットを確保しようとした時に出てきた結論が、おそらく「素人を相手にする」という結論だったんだと思う。
特に業界を長年引っ張ってきたMSさんには謎の神通力がある。MS神話みたいなもんです。
AIよくわかんないし、OpenAIとかアンソロピックとかベンチャー信用ならないけどMSなら大丈夫かもみたいな思考停止した考えが、日本には一定数ある。これはおいしい市場じゃないですか。みたいな。
ただ、思考停止しているぐらいだから、AIのリテラシーは相当怪しい層が蠢く市場でリスクもある。
Microsoftというブランドを毀損するような動きを、AIリテラシーが低いユーザがMicrosoft提供AIでやらかしてしまうことはMSとしてリスクだろう。
例えば暴走してしまったり、誤ってファイルを消したり、つまり客が悪いんだけど、その客の迷惑になるようなことをAIが極力避けたいというようなとても保守的な設計思想になりかねないというか、なってる、上の事象を見る限りの仮説にすぎませんけどね。きっと。
私たちMicrosoft製品を使っている人間たちのAIリテラシーがしょぼいという風にMicrosoftに思われているわけだ。そういうこと。
MSさんへの要望
Microsoft Copilotもアドバンスドモードみたいなのを作って、AIリテラシーが一定数ある人間だけに使えるようなモードを作ればいいと思う。資格制度みたいなのを作って、その資格を取った人間だけがそのモードを使えますよね、みたいなことにすれば、私たちは「あ、もっと便利なもの使えるようになるのか」っていうような自律的な学習を促す効果も出てくるような気がする。
およそ今後は、AIは統制、ホワイトボックス化、説明容易性が求められるようになるんだから、なお、このような、例えば白帯、黒帯とか、そういうモードを使って制御することによって、より私たちがAIをうまく活用することができるようになる社会が見えてくる。
Microsoftさんならできると思うのですよ。既存の資格制度を拡張すればいいだけです。その資格に応じたAIの振る舞いができるみたいな、あの、フレキシブルなAIのサービス設計ができれば、ビッグ3を凌駕するようなAI展開ができるかもしれませんね。