open関数でテキストファイルを取得すると、改行で区切られたイテラブルオブジェクトが返ります。
with open('sample.txt') as f:
f
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<_io.TextIOWrapper name='sample.txt' mode='r' encoding='UTF-8'>
このイテラブルオブジェクトに対して、read、readline、readlinesメソッドで処理した違いは以下です。
■ read
テキスト全体もしくは指定した文字数のテキストを、文字列で取得する。
文字数を指定する場合はread(100)のように引数で指定する。
■ readline
一行ずつ文字列で取得する。
readやreadlinesでテキスト全体を取得すると、文字数によっては処理できないことがあるため、その場合はreadlineで一行ずつ取得する。
■ readlines
テキスト全体を行ごとに分割して、文字列のリストで取得する。