PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)
PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)とは、自社の事業を市場占有率と市場成長率の観点から評価する手法である。
資金を生み出す事業と投資が必要な事業を明確にすることで経営資源の最適分配を狙う。
・市場成長率が高く、相対的市場占有率が高い事業
市場成長率が高く市場占有率が高い事業(花形)は、大きな収入を見込める一方、市場の成長に合わせて継続的に資金投下が必要である。
・市場成長率が高く、相対的市場占有率が低い事業
市場成長率が高く市場占有率が低い事業(問題児)は、将来的な利益を見込むことが出来るが、多額の資金投下を必要とする。
・市場成長率が低く、相対的市場占有率が高い事業
市場成長率が低く市場占有率が高い事業(金のなる木)は、追加投資の必要がない上に安定した利益を得ることが出来る事業である。
・市場成長率が低く、相対的市場占有率が低い事業
市場成長率が低く市場占有率が低い事業(負け犬)は、将来的な利益を見込むことが出来ない。