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【Android】 Flipperで簡単にAPIモック環境を作成する

Last updated at Posted at 2021-12-27

はじめに

Facebookが作ってるFlipperというデバッグツールで、簡単にAPIモック環境を作成することができたのでまとめておきます

Flipper導入は公式サイトを参考にNetwork Pluginを設定するとネットワークのトラフィックが参照できるようになります。

モックサポートを有効にする

FlipperのNetwork PluginにはOkhttp統合用のFlipperOkhttpInterceptorが用意されています。
そのFlipperOkhttpInterceptorには、isMockResponseSupportedというパラメータがあり、デフォルトだと無効(false)なのですが、こちらを有効(true)に設定することでサーバーレスポンスをモックすることが可能になります。

  fun createOkHttpClient(networkFlipperPlugin: NetworkFlipperPlugin): OkHttpClient = OkHttpClient.Builder()
    .addInterceptor(FlipperOkhttpInterceptor(networkFlipperPlugin, true))
    .build()

このとき、ネットワークインターセプター(addNetworkInterceptor)ではなくアプリケーションインターセプター(addInterceptor)に登録する必要があります

これで、APIをモックすることができるようになりました。

Flipperアプリを起動するとNetworkにMockボタンが有効になっていると思います(表示されない場合、Flipperアプリを再起動で確認してください)
flipper_network_mock_showing.png

APIモックを設定する

MockボタンからAPIを指定してレスポンスデータなどを設定することが可能です。
① Add Routeより新規の条件を設定します
※ 前画面で任意のAPIを選択した状態で、Copy Selected CallsするとレスポンスデータなどをCopyした状態でモック用のレスポンスを作成することができます
② httpリクエストメソッドを設定します
③ URLを設定します
④ レスポンスデータを設定します
httpステータスコードも変更できる(下記画像の200の部分)のでエラーパターンなどをテストしたい場合には変更することも可能です

flipper_network_mock_responses.png

APIモックを確認する

リクエストがモックされている場合、オレンジ色になっていれば成功です。

flipper_network_mocked_response.png

さいごに

APIがまだ完成してなかったりレスポンスを変更したい場合、Charlesなどでも同じことはできますが、いつも使っているデバッグツールでできると便利ですよね

参考

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