#PIC開発課環境構築
PIC開発のための環境構築を行います
##ダウンロードファイル
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MPLAB X IDE v3.50(2016/12/30現在)
[Downloads]タブ内にリンクがあります -
MLAB X16 Compiler v1.30(2016/12/30現在)
[Downloads]タブ内にリンクがあります -
PIC24/dsPIC Peripheral Libraries v2.00(2016/12/30現在)
コンパイラと同じ[Downloads]タブ内の下のほうにリンクがあります
##インストール
ダウンロードした各ファイルを実行し、インストールしていきます。
Peripheral Librariesについては、Compilerよりも後からインストールする必要があり、インストール時にコンパイラのインストールフォルダの指定が求められますので、コンパイラのバージョンと同じ名前のフォルダを指定します。
(上記バージョンであれば、「C:\Program Files (x86)\Microchip\xc16\v1.30」となります)
##動作確認
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MPLAB X IDEを起動します。
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メニューバーの「File」-「New Project」を実行します
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プロジェクト内の「Source File」を右クリックし、「new」-「mainXC16.c」を実行して、そのまま「newmainXC16.c」を作成します
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「newmainXC16.c」が開かれるので、下記の通り編集します。
newmainXC16.c
#include "xc.h"
#include<ports.h> /*ポートbit操作マクロの定義*/
void delay(int i){
while(i--);
}
int main(void) {
AD1PCFG = 0xffff; /*全てのポートをデジタルI/O */
CLKDIV = 0x0000; /*クロック周波数 32MHz*/
mPORTBOutputConfig(IOPORT_BIT_15); /*PORTB RB15を出力設定*/
mPORTBWrite(0); /*PORTB Low出力*/
while (1) {
mPORTBSetBits(IOPORT_BIT_15);
delay(10000);
mPORTBClearBits(IOPORT_BIT_15);
delay(60000);
}
return 0;
}
- メニューバーの「Debug」-「Debug Main Project」を実行します
環境に問題がなければ、デバッグモードでコードが実行されます。
##参考にさせていただいたサイトについて
- Peripheral Librariesの必要性について
PIC24FのPeripheral Libraryを個別インストールする方法 - コードサンプル
PIC24Fで基本のLED点滅