個人的に、共有用のJupyterで出力したHTMLとか含め、Pandasで長いテーブルを表示する時があります。
そういった場合に、エクセルなどのようにカラム名のヘッダー部分を固定表示して、スクロールしてもどのカラムなのかが分かりやすいようにしたり・・・といったことがJupyterだとやり方がよく分かりません(Pandas関係とJupyter関係を軽く調べたくらいなのでもしかしたらもっと調べればあるのかもしれませんが・・・)。
そのため、2時間くらいあればPyPI登録まで含め終わるでしょ・・・という印象だったため、自分でライトなライブラリを書いてみました(Github)。
データフレームから生成されたテーブルの、対象のセルにマウスオーバーするとインデックスとカラムの情報をツールチップで表示してくれます。
これで縦横に長いデータフレームでも安心
インストール方法
pipでインストールができます。
$ pip install pandastabletooltip
使い方
インターフェイスは1つの関数だけで、データフレームを放り込むだけです。
from pandastabletooltip import make_table_html_with_tooltip
import pandas as pd
df = pd.DataFrame(data=[{
'a': 100,
'b': 200,
'c': 300,
}, {
'a': 1000,
'b': 2000,
'c': 3000,
}, {
'a': 10000,
'b': 20000,
'c': 30000,
}])
make_table_html_with_tooltip(df=df)
息抜きにこういったライトなプログラミングもいいですね