TL; DR
Markdown All in Oneで見出し番号を振るとき、settings.json
に
"markdown.extension.toc.levels": "2..6"
を加えると、#
タグを無視して##
タグから見出し番号を振ることができます。
解決したい問題点
VS CodeでMarkdown All in Oneとmarkdownlintを同時に使用して編集している環境です。両者の目次の見出し番号を振るときにh1タグ相当の#
の扱いの差でちょっと困ったことになりました。
Markdown All in Oneの「Add/Update section numbers」「Create Table of Contents」を使って目次を作ろうと思ったんですが、markdownlintに「h1タグは2個以上使わないほうがいいよー」と注意されます。
markdownlint的には、#
はタイトルで、##
以降が見出しなんですね。
じゃあ、タイトルをつけてそれぞれの見出しレベルを一つずつ下げようかと、こうします。
markdownlintの注意は消えましたが、目次にタイトルまで入ってしまう上に、中身の見出し番号が1.x.xのように、全て1から始まってしまいます。これではちょっと見づらい……。
ということで、
# タイトル
## 1. 見出し
### 1.1 見出し
## 2. 見出し
このようにタイトルの#
タグを無視して、見出し番号を振ってくれるような設定を探しました。
設定方法
設定方法は簡単で、次の1行をsettings.json
に追加するだけです。
"markdown.extension.toc.levels": "2..6"
これを設定した上で、もう一度見出し番号を振り直すとこうなります。
きれいに設定できました! これでいい感じにMarkdownドキュメントの作成ができますね。
ということで、Markdown All in Oneで##
タグから見出し番号を振る方法でした。