顧客が本当に必要だったもの
「顧客が本当に必要だったもの」と呼ばれる風刺画があります。同じシステムを作っているはずなのにみんな見えているものがズレていることを揶揄したものです。
実際のプロジェクトでも、ズレてしまう話はよく聞きますが、これこそがシステムの崩壊の始まりなんじゃないかと考えています。
最初は小さなズレだったかもしれません。その小さなズレ同士ががさらなるズレを生み出してしまいどんどん崩壊していってしまったのです。
何がズレているのか
ズレていたものは何なのか?要求でしょうか?設計書でしょうか?それともコードでしょうか?
確かにどれもズレていたと思います。しかし本当にズレていたのは、顧客や開発者などの人の考えです。人間の考えが同じであれば要求も設計もコードもズレることはなかったはずです。
※著作権がわからないので画像を見たい方は、Googlee検索で探してみてください。