Big Sur以前では、こういうことは無かったように思いますが、Montereyにして以来、OSアップデートを実施して再起動すると、ユーザー辞書に登録していた単語が消されて、初期状態の「きららざか:雲母坂」だけにされてしまいます。
ググってみると、かなり前からこういう不具合があるという話がネットのあちこちに上がっているけど、今日アップデートしたMonterey12.2.1でも直されていない。
アタマに来たので、自力であちこち設定ファイルを探索して、ついに回避方法を突き止めたので、共有しますねw
/Users/<あなたのユーザー名>/Library/KeyboardServices/TextReplacements.db-wal
このファイルを、⌘I
(情報を見る)で情報表示させて「ロック」のチェックボックスをONにしてください。
これで、ユーザー辞書が勝手に消されることはなくなります。
でも、システム環境設定→キーボード→ユーザ辞書
の画面に新しい単語を登録したり、削除したりができなくなります。辞書を変更追加したい時には、上記の「ロック」を外してください。
ちなみに、ユーザーのホームフォルダにあるLibrary(ライブラリ)フォルダは、Finderでは通常見えないようになってると思うので、ターミナルを使って、
open ~/Library/
のようにコマンドを打つと、Finderのウィンドウで開けるハズです。
ちなみに2、いつもMacをシャットダウンせず、使用しない時はずっとスリープさせて、ソフトウェアアップデートのときだけ再起動してたので、そのタイミングでだけ「ユーザー辞書が初期化」されたと思ってましたが、ログアウトしてログインし直すだけでも、ユーザー辞書が消されてました。
どうやら、ログインする瞬間に、上記のTextReplacements.db-wal
ファイルに何か書き込みに行って、ぶっ壊しているようです。ファイルサイズは、なぜかログインするたび増えているw
iCloudで、iPhoneやiPadとユーザー辞書を同期する機能とかが、どっかおかしいのかな?
自分はiPhoneもiPadも使ってないので、iCloudも使ってないしサインインしてないのですが...