【Drizzle ORM シリーズ】
・Drizzle ORM を Next.js で使ってみる #Next.js - Qiita
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・Drizzle ORM でスキーマファイルを使ってDBを操作する方法 #Next.js - Qiita
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・Drizzle ORM でリレーションを張る方法 #Next.js - Qiita
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・Drizzle ORM の設定ファイルを接続時も利用する方法 #TypeScript - Qiita
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・Drizzle ORM でダミーデータを流し込む方法 #TypeScript - Qiita
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Drizzle ORM には drizzle.config.ts という設定ファイルが用意されている。
しかし、これは drizzle-kit の CLI コマンドでしか利用されない。

意図としては、DBアクセス用に2つアカウントを作って、

migration 用のシステムアカウント
アプリからの接続に使うアカウント

と運用するべきな気もする。

しかし、Laravel になれた私からすると、設定要件は一か所にまとめたい気持ちが強い...。

ということで共通化しました。

設定

SQLite を前提で作成しているが、PostgreSQL など様々なDBが利用できる。
詳しくは公式サイトへ！

drizzle.config.ts

import { Config, defineConfig } from 'drizzle-kit'
import process from 'node:process'

process.loadEnvFile()

export default defineConfig({
    dialect: 'sqlite',
    schema: './db/schema.ts',
    out: './db/drizzle',
    casing: 'snake_case',
    introspect: { casing: 'camel' },
    verbose: Boolean(process.env.VERBOSE),
    dbCredentials: {
        url: process.env.DATABASE_URL!,
    },
}) satisfies Config

ポイントは以下！

casing: snake_case | camelCase
- 列キーの命名規則を設定する
introspect.casing: camel | preserve
- 列キーの大文字小文字を区別する
verbose: true | false
- 実行されるSQLを console に出力する
dbCredentials
- DBへの接続情報

一般的に列名は snake_case 、TypeScript内の変数は lower_upper_case で書く。
なので casing は指定しておいたほうが良い。

db/index.ts

import { drizzle, type BetterSQLite3Database } from 'drizzle-orm/better-sqlite3'
import Database from 'better-sqlite3'
import * as schema from './schema'
import drizzleConfig from '@/drizzle.config'

const config = drizzleConfig as
  Extract<typeof drizzleConfig, { dialect: 'sqlite', driver?: never }>

const sqlite = new Database(config.dbCredentials.url)
export const db: BetterSQLite3Database<typeof schema> = drizzle(sqlite, {
  schema,
  casing: config.casing,
  logger: config.verbose,
})

接続側では、先ほどの設定ファイルをインポートして利用する。
この時 drizzleConfig は外から利用する想定で作られていないため、
全ての型が OR 形式で書かれている...。

そこで TypeScript の Extract を利用して dialect: 'sqlite', driver ?: never のものを抽出している。
never を指定するとキーに存在しないものが抽出できて便利。

結果はこんな感じ。

これを利用して casing と logger を紐づけている。

おわりに

共通化してみたはいいが、そんなに共通化できる設定が無かった...。
まぁこれが PostgreSQL などになれば項目が増えるので、良いかもしれない。

今まだ v1.0 ではないので、上記設定もいつかは本体に組み込まれるのではないかｎ。

続き
Drizzle ORM でダミーデータを流し込む方法 #TypeScript - Qiita
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