趣味は音楽、格闘技、フットサルです。
プライベートでは出来れば技術の勉強をしたくありません。
尊敬する人物は島田紳助さん、hydeさん、キングコング西野さんです。
尊敬するエンジニアは特にいません。(もちろん出来るエンジニアをすごいとは思います)
Qiitaを書くようになりましたが、実は本心はこんなところです。
しかしこんな私ですが、Professional Cloud Architect, Professional Data Engineer, Associate Cloud Engineerという3つのGCP認定資格を持っています。
全て一発合格です。
技術に強い関心がなく、そんなに勉強に時間を使わない私が取れたということは、私が実践した学習方法はかなり効率的なのかもしれないと勝手に自負しております。
だから今回、私が資格試験を受験した当時実践していた学習方法についてお伝えしたいと思います。
あくまで学習方法について語ります。
試験問題については触れません(試験のポリシーで試験問題を公開出来ません)のでご了承ください。
この記事が少しでもGCP認定資格試験を目指す方々のお役に立てば幸いです。
学習方法
早速ですが、学習方法について解説したいと思います。
私が実践した試験勉強は至ってシンプルです。
- 模擬試験(例. Professional Cloud Architectの模擬試験)を受けて問題の傾向を掴み、模擬試験の問題と関連する公式ドキュメントを読む
- 各試験の試験ガイド(例. Professional Cloud Architectの試験ガイド)と関連する公式ドキュメント、(自分が分かりやすいと思った)ネット上の記事を探して読む
- Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイドを読む(今は内容が古くなっているかもしれません)
- ケーススタディのある試験については、事前にそのケーススタディを確認してどのGCPサービスを使うか考えておくこと
以上です。
3資格とも、この対策でした。
全て「読む」が勉強方法になりますが、強いてポイントだけ挙げるとすると、読んでる途中に出てくる分からない単語は分かるまで調べましょうというぐらいです。調べる際、私はこちらのサイトに大変お世話になりました。
「えっ、それだけ?」、「手を動かさなくて良いの?」と思った方いらっしゃると思いますが、本当にこれだけで十分でした。
そもそもどういう試験なのか?
GCP認定資格試験は選択式で2時間以内に50問回答する試験です。
選択式なので、手を動かしてGCPのサービスを操作する試験ではありません。
内容としては、各サービスの特徴を理解しているかを問う試験
です。
つまり、試験勉強のために手を動かす必要はなく、試験ガイドに関連するドキュメント、記事を読むだけで対策は十分可能ということになります。
試験範囲も問われるサービスも幅広いです。
それら全てを触って学習するのは時間もそうですが、何よりお金が相当掛かりますので試験対策としては非効率です。
**「GCP王に、おれはなる!!!!」**という方以外に、触って学習することはあまりおすすめしません。
試験に合格したいというだけであれば、私が実践した学習方法だけで対策は十分出来ると思います。
それでも不安だという方へ
これから紹介する学習方法は私も実践しましたが、受けた後の私の感想としては、それほど試験対策として重要ではないかなという意見です。
おそらく先述の学習方法で紹介した対策で十分ですが、念には念をという方のために紹介致します。
Professional Cloud Architect, Associate Cloud Engineer向けの追加の学習方法
・プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築までを読む
・Kubernetes完全ガイドを読む
Professional Data Engineer向けの追加の学習方法
・ゼロから作るDeep Learning
――Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装を読む
・ビッグデータを支える技術
――刻々とデータが脈打つ自動化の世界を読む
試験対策としては重要ではありませんが、本としては大変実践的で素晴らしかったので読むこと自体はかなりおすすめします。
余談
GCPの認定資格は私が取得しているもの以外にも、いくつか追加されています。
追加された試験を私はまだ受験していませんが、おそらくこの記事で記載している学習方法で概ね対策出来ると思っています。
最後に
資格と言えば「実際の現場で役に立たない」、「広く浅い」など、ネガティブなイメージが持たれがちです。
かくいう私も同じ意見でした。
しかし実際、GCP認定資格の勉強を通して得た知識は現場で課題や問題が発生した時に、私を助けてくれています。
例えば、「ある課題を解決したいがGCPのどのサービスをどのように使えば良いのか分からない」、「この要件の場合どのGCPサービスを使ってシステムを構築すれば良いのか分からない」、「お客様にサービスの特徴を説明しないといけない」といった時に役立ちます。
このような問題を検索してすぐに解決するのは意外と難しいと思います。
広く知っていなければ解決出来ないからです。
しかし、広く知ってさえいれば解決出来ます。
また私の場合、GCP認定の3資格を取得したことで周囲の評価が変わりました。
おかげで技術に熱心でない私でも、技術者としての自分に自信を持つことが出来ましたので、私はGCP認定資格の勉強を頑張って本当に良かったと思っています。
この記事を読んでくださる方々も是非、興味があればGCP認定資格取得を目指してみてください!