はじめに
職場の連絡ツールとしてslackを使用しているものの
メッセージやリアクションなどの簡単なものしか使い方がわからない。
コマンドを調べても、具体的な使い方が分からず、使用できない。
slackを有意義に使うために、勇気をもって試してみた便利な機能をまとめたいと思います。
スラッシュコマンド
slackにはスラッシュコマンドという特定のアクションのショートカット機能があり、
メッセージフィールドに/を入力して記載します。
※以下、形式にはメッセージフィールドに記載する使用方法。例には具体例を表記します。
一覧
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通話をかける
形式/call
便利コマンド 下記コマンドは、通話画面にてキー操作することで使用できる。
・「M」:ミュートのON、OFFを切り替える
・「V」:カメラのON、OFFを切り替える
注意 通話したい人のメッセージフィールドに入力すること。
/call [@someone]と入力しても、エラーになる。
通話機能は2023年3月29日までの機能になるため、以降はハドルを使用する。
おまけ ハドルをかける
便利コマンド
下記ショートカットはチャンネル or DMを選択した状態でキー操作する
・「Ctrl」+「Shift」+「H」:ハドル開始、退出
ハドルに招待された場合の参加
・「Ctrl」+「Shift」+「スペース」:
ミュートのON、OFFを切り替える -
DMを送信する
形式/dm [@someone][what]※[what]は省略可能
例 下記コマンドは、どこのメッセージフィールドで入力しても可能
・/dm @りんご:りんごさんとの個人DMに移動する
・/dm @りんご 遊ぼう!:りんごさんの個人DMに「遊ぼう!」と送る
できること [@ someone]は自分も可能
[what]は改行も可能
注意 [@ someone]は複数人を入力できない
/dm @りんご @みかん 遊ぼ!:りんごさんの個人DMに「@みかん 遊ぼ!」に送る -
リマインドを設定する
形式/remind [@someone] or [#channel] [what] [when]※[when]以外は省略不可
例 下記コマンドは、どこのメッセージフィールドで入力しても可能
・/remind me 水飲め! in 10 second:自分宛てに10秒後「水飲め!」と設定
・/remind @りんご 遊ぼ! every other Sunday:
りんごさんに隔週日曜日「遊ぼ!」と設定
※設定した日から最初の日曜日にリマインドされる。
できること 自分にリマインドする場合、[@ someone]はmeでもOK。
[what]は改行可能。
注意 [when]を省略すると、日付を設定するフォームが表示され、選択肢より設定できる。
※カスタマイズ出来ないため、自由度は低い
おまけ/remind list:自分が設定したリマインダーのリストを表示
/remind help:リマインダーのHELPを表示 -
メッセージを検索する
形式/search XXX: [@someone] or [#channel] [what]※[what]以外は省略不可
例 下記コマンドは、どこのメッセージフィールドで入力しても可能
・/search from: @りんご in: #友達 遊ぼ:
友達のチャンネルでりんごさんが「遊ぼ」と発言したメッセージを検索
・/search from: @りんご 遊ぼ -土曜日:
りんごさんの発言で「日曜日遊ぼ!」や「遊ぼう」は検索されるが
「土曜日遊ぼう」は検索されない。
できること XXXは複数入力可能。
[what]に-を入力すると、キーワードを除外して検索できる。
※「-」を検索したい場合、"-"として入力する。
おまけ XXXの種類
・with/search with: [@someone][what]:
[@ someone]の個人DMもしくはチャンネルの [@ someone]を含む
スレッドで[what]を探す
・in/search in: [@someone][what]※[@ someone]は複数を入力不可:
[@ someone]の個人DM内で[what]を探す
/search in: [#channel][what]:
[#channel]のチャンネル内で[what]を探す
※「in」は「to」でもOK
・from/search from: [@someone][what]:
[@ someone]の発言をDM、チャンネル問わず、[what]を探す -
ログイン状態を変更する
形式/active:ログイン状態をアクティブに変更する
/away:ログイン状態を離籍中に変更する
おわり
明日からのslack生活が快適になりますように!