はじめに
皆さんこんにちは、今年入社したばかりのペーペー新卒、shutoです。
学生時代にAWS(EC2やAIまわり)をちょっとだけ触っていたこともあり、
入社後まずはCLFを取りました。
(そのときの体験記はこちら 👉
【新卒社員が2週間+αで合格】AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF)は効率よく勉強しよう)
ただ、個人的にはAWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)まで取ってようやく“AWSを扱うエンジニアとしてのスタートライン”に立てる、
そんな感覚がありました。
そこで、Ping-tだけ・ノートなし・30問演習スタイルで 3週間+α 学習を続けた結果、
891点(約9割)で合格できました。
この記事では、「自分にとってこのやり方がすごくハマったな」と感じた学習法や、試験の所感を
シンプルかつ再現性を意識してまとめています。
「Ping-tだけでも太刀打ちできる?」「ノート取らずに覚えられる?」と気になっている方に、
ひとつの選択肢として参考になれば嬉しいです。
※この記事は、Ping-tのSAA問題集が無料で提供されていた2025年7月時点の学習体験に基づいています。
TL;DR(この記事のまとめ)
- Ping-t(当時は無料)だけで891点合格
- ノートは使わず、記憶を“引き出す”トレーニングに集中
- 30問単位で演習+復習を繰り返し、問題回転数を重視
- CLF取得済みなら、Ping-t だけで十分通用するレベル
使用教材
書籍や有料教材は使用していません。
Ping-tの模試・自由演習モードと、豊富な解説リンクだけで学習を完結できました。
2025年8月から、Ping-tのSAA対策問題集は一部有料化されています。
現在は「AWSクラウドの基本」や主要サービス(EC2、S3、VPC、IAM、ELB/AutoScaling)などの一部問題が無料、
それ以外の分野や模試(※無料範囲のみ出題)には有料会員登録が必要となっています。
学習スケジュールと進め方(3週間)
まずは実際に立てたスケジュールと、実施した進捗ログがこちらです👇
実際に行おうとしていた予定から見るとまあまあ遅れたり、
正答率が到達できていない週もありますね。
今こうやって確認すると点数は良かったものの
スケジュールの進行についてはボロボロです。
次回以降の学習スケジュールでは改善したいです。
つぎにざっくりとした進行イメージです。
学習のざっくり進行イメージ
| 週 | 学習内容 |
|---|---|
| 1週目 | - 模試モードで300問を1周 - 弱点と出題傾向の把握 |
| 2週目 | - 弱点分野を自由演習で繰り返し、未出題を0に - 模試の復習と苦手分野の潰し込み |
| 3週目 | - 30問単位で自由演習を繰り返す - サイクル重視で解く+すぐ復習 |
個人的には「30問ずつ解いて即復習→また解く」というサイクルが、知識の引き出し練習として効果抜群でした。
自分の問題を解いているときの思考プロセスみたいなものが即復習することで再現しやすく、自分の思考プロセスの見直しにも役立つと思います。
ノートは使いませんでした
まとめノートは一切作っていません。
理由は、 「見返せると、覚えようとしなくなる」 からです。
その代わり、
- 正解の根拠を説明できるか?
- 誤答の理由を説明できるか?
- なぜその構成・サービスを選ぶのか?
を、自分の言葉で考えるアウトプット中心の学習に切り替えました。
試験本番の印象
- スコア:891点(合格ライン 720点)
- 形式:テストセンター
- 時間配分:全体で約120分、見直しは5問程度(残り5分で65問解き終えました)
内容の印象:
- 問題集と同じレベルの問題が40~50%
- 自分の知識で2択まで絞れて対応できた問題が20~30%
- 未知のサービスや概念に関する問題が残り30~20%
未知のサービスや概念がでてきても心配せずフラグを付けて先に行くことをオススメします。大抵は採点対象外なことが多いと思います。
試験で役立ったポイント
- 問題文から知識を引き出す訓練でどの内容が必要になるかの判断がすぐできた
- “30問→即復習”で短サイクルを多く回すことで思考プロセスの再現性が高くなった
- 解説がとても有用で試験合格のための情報としてまとまっていた
これから受ける方へ
SAAは、構成の良し悪しを判断できるかどうかが問われる試験だと思っています。
それはPing-tの演習と解説を丁寧に読んで理解することで十分対処できると思います。
- CLF取得済みの方
- 書かずに問題演習で覚えたい方
- まず質の高い問題集で今の実力を試したい方
には特におすすめです。
まずは Ping-tの無料範囲の模試や演習を1回解いてみて、今の自分を知ることから始めてみてください!
おわりに
SAAの学習を通して、設計視点でAWSを理解する力が大きく伸びたと感じています。
Ping-tだけでも、やり方次第でここまで伸ばせるということを伝えられたら嬉しいです。
次はSAPではなくDVAもしくはSOAなどのほかのアソシエイトを取得したいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました 🙌
