始め
- 今回は、「アリババクラウドを活用したドメインの取得からCDN設定でウェブサイト高速化」までを徹底解説します。
- 今回はWordPressを用いてドメインの取得、ドメインの割り当て、Cnameレコードの取得、CDN設定で高速化の流れで説明していきます。
- アリババクラウドでは、上記に関しての全てを取得、設定ができます。
- まだアリババクラウド の登録がまだな方は「こちら」の記事を参考にしてみてください。
ドメインの取得
- 「こちら」からログインしコンソール画面に入ります。
- 検索から「
Domains
」を検索し選択します。
- 「
Create Registrant Profile
」を選択します。
中国特有のドメイン以外(ex:.com/.net/.tech)を取得する場合はCommon templateを選択しておきます。また中国特有のドメインを取得すr場合はCnnic templateを選択します。
- 必要事項を入力し「
Save
」を選択します。 - 電話番号と郵便番号に関してはハイフンなしでの入力です。
Alert
Saved successfully,please return to the list to view
- 上記のように表示されれば登録成功です。
この登録はどこの誰がドメインを取得し管理しているかを明らかにするものであり、
登録の必要性があります。
- 「
Verify Now
」を選択します。
- 自分のアカウント登録に使っているメアドを私は認証に使うので、そちらを入力し
「Submit
」を選択します。
- 「
OK
」を選択します。
- 画像の通りVerification linkのURLをクリックします。
- 上記のように出ていれば認証成功です。
- 再度Domains画面に行き、Registrant Profilesから「
Saved as default
」を選択します。
- 「
Confirm
」を選択します。
- 「Default」に表示が変わっていれば成功です。
-
Domain Namesから「
Purchase
」を選択します。
- ここでは取得したいドメイン名を入力し「
Search
」を選択します。
この検索では、自分が取得したいドメイン名が他にも無いか検索をかける必要があるためSearchします。
- 取得したドメイン名が取得可能な場合「
Add to cart
」を選択します。 - カートに入れば右のカートマークを選択します。
- 取得しておきたい年数を選択し、「
Buy Now
」を選択します。
- 「
Please Order
」を選択します。
- 「
Purchase
」を選択します。
- 上記のように表示されれば購入成功です。
DNS設定
- 次に取得したドメインを管理サイトに割り当てます。
- まず、コンソール画面から「Alibaba Cloud DNS」を検索します。
- 「
DNSレコードの追加
」を選択します。
- レコードタイプ:A
- ホスト名:@
- DNSリクエストの送信元:デフォルト
- レコードの値:サイトのIPアドレス
- TTL期間:10分
- 全て入力し「
OK
」を選択します。
レコードの値は数字の羅列とドットで形成されているもので、TTL期間とは「この変更設定を何分後に行うか」を決めるものなので、写真では10分だがそれよりも短いものがあれば、それを選択するの望ましいです。
CDN設定
- ドメイン:取得したドメイン名
- ビジネスタイプ:Web
- 加速リージョン:全世界
加速リージョンは中国国内での配信でなければ「全世界
」を選択します。
- 「
配信元サーバーの追加
」を選択します。
- オリジンサイト情報:IP
- IP:IPアドレスを入力します
- 優先度:プライマリ
- 重み:10
- ポート:80
- 全て入力し「
OK
」を選択します。 -
同意にチェックし「
次へ
」を選択します。
- 検証を行いますが、DNSで「TXTレコード設定」をしないと検証に成功しないので、Alibaba Cloud DNSに戻ります。
TXTレコード設定
- レコードタイプ:①
- ホスト名:②
- レコードの値:③
- 上記を入力し「
OK
」を選択します。 - TTL期間で約10分後に変更され、変更した場合メールで通知が来ます。
- 変更されら、CDN画面に戻り「
検証
」し次の画面に行きます。
- 必要に応じてカスタマイズします。
- 特になければ「
スキップ
」します。
CNAMEレコード設定
- レコードタイプ:CNAME
- ホスト名:@
- レコードの値:①
ここのホスト名は、上記を参考にします。
自分が取得したドメインの前についているものがなければ例のように@です。
設定の確認
- 設定の確認は自分が取得したドメイン名をブラウザで検索して出てくれば正常に動いているということです。よって設定が成功しています。
最後に
- 今回は「アリババクラウド を使ったドメインの取得からCDN設定でウェブサイトの高速化」について徹底解説しました。難易度が一気に上がった気がしましたが根気よくやっていれば理解しながら進めれると思います。
- ウェブサイトの高速化のためには必要な動作や手順があり、記事化する上で非常に勉強になりました。
- これを機にアリババクラウド使ってみようと考えた方は「こちら」から登録の仕方についての記事もありますので参考にしてみてください。
最後までご愛読ありがとうございました!